いや、意外と面白いぞ、と思ったもんざです。
三宅香帆著「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を読んでいます。
実は、あんまり読みたくなくて、ちょっと斜に構えて読み始めたのです。
でも1994年生まれの著者の視点は、私が持っていないものも多いです。
えー、そうなの?と突っ込みを入れながら、もうちょっとちゃんと読みます。
読書生活にも成長を
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
今回は、8・むずかしい本を読む「読破術」から、気になったところを共有します。
加藤周一は、年齢を重ねるにしたがって、本が読めなくなるのは、その人の読書が積み重ねになっていないからだと指摘します。
積み重ねというのは、前に読んだ本の知識が、その次の本を読むために役立ち、また、前に本を読んだ経験が、その次の本の読み方を、あるいははやくし、あるいは深くし、あるいは有益にするために役立ってゆくということです。比喩的にいえば、人の成長にともなって、読書生活にも成長のあるのが自然の姿だろうと思います
読書生活を継続するには、まず第一に、語彙を増やして分からない言葉を理解する努力が必要です。
次に経験を積み重ねていく、ということです。
その本を読んだら、また別の本が読みたくなるような本が見つかると幸せですよね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(3名)
- もんざ「読書術」加藤周一著
- さんぽ屋さん(選書中)
- やまぐちさん(仮)
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共有予定の本
急がば回れ,古典を味わう精読術.新刊を数でこなす速読術.臨機応変,読まずにすます読書術.原書に挑み,原語に触れる解読術.新聞・雑誌の看破術.難解な本をとりこむ読破術.-書物の裏表を知りつくした著者が読書の極意を明快・軽快に指南する.読書と共にある人生のよろこびを語る面白くてためになる究極のハウツウ本.
読書術 – 岩波書店