それが私の強みだったか、と気づけたもんざです。
とある勉強会のオフ会に参加したところ、複数の方からお礼を言われて驚きました。
先生にツボを押さえた質問してくれて、ありがとう、と。
その質問のおかげで、理解が進んだと言われ、おお、そうなんだね、とうれしくなりました。
自分が分からなかった点を、勇気を出して、先生に質問して良かったな。
想定外のところで、感謝をいただくのもうれしいものですね。
外国語の本は読むな?
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
今回も、6・外国語の本を読む「解読術」から、気になったところを共有します。
ものごとを白か黒か、善か悪か、良いか悪いか、など2項対立で考えるとシンプルで分かりやすいのは間違いありません。
でも、そんなに簡単にサクッと割り切れるものでもないんですよね。
問題はそういうことではなくて、もし東洋ふうと西洋ふうの考え方の違いがあるとすれば、どちらの考え方が第三者を含めての「世界」によく通じるか、つまり普遍的な合理的な構造を持っているかということでしょう。考え方というものは、東洋的だからよく、西洋的だから悪い、あるいは逆に、西洋的だからよく、東洋的だから悪い、ということはけっしてありません。考え方のよしあしは、その考えがどれほど人間に、また少なくとも時代に普遍的であるか、ということによってしか決まらないのです
「人間にとって普遍的であること」が考え方のよしあしに重要である、という視点は、しっかりと記憶しておきます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
- もんざ「読書術」加藤周一著
- さんぽ屋さん(選書中)
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共有予定の本
急がば回れ,古典を味わう精読術.新刊を数でこなす速読術.臨機応変,読まずにすます読書術.原書に挑み,原語に触れる解読術.新聞・雑誌の看破術.難解な本をとりこむ読破術.-書物の裏表を知りつくした著者が読書の極意を明快・軽快に指南する.読書と共にある人生のよろこびを語る面白くてためになる究極のハウツウ本.
読書術 – 岩波書店