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読書会までラスト5日/責任はどこにある

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読書会(勉強会)
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人を力づける言葉を探しているもんざです。

自分に寄り添って、気持ちをポジティブにしてもらう言葉をもらえると、それだけで元気になれますよね。

一度、試しにAIに生成してもらったところ、優秀な回答でした。

それでも、それを見たら、なんというか、うれしいというよりも複雑な気持ちになりましたよ。

誰かの言葉じゃなくて、自分自身の経験に基づいた言葉のほうが、整ってなくてもしっくりくる感じ。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)

今回は、第7章「近代アルコホリズム運動」から興味深いと感じた部分を共有します。

この章の前半では、AA(アルコホーリクス・アノニマス)がどのように生まれ、発展し、変遷したのかを、歴史的に知名度は低いがAAへの貢献度が高いマーガレット・マンを中心に歴史が語られます。

マンは精神科医を転々とし、半ダース以上の医師にかかったが、当時、ほとんどの精神分析医は依存症を精神科の治療対象とは考えていなかったため、誰も彼女の治療を引き受けようとはしなかった。やがて彼女はホームレスになり、医者の診察室から診察室へ、意識喪失から意識喪失へ、酒から酒へとうつろうばかりで、希望は見えてこなかった。1930年代にアルコール依存症になる恐怖を想像してほしい。

(第7章 近代アルコホリズム運動、第III部 現代の依存症のルーツ)「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)

改めていうまでもなく、AAは依存症の歴史においても最重要かつ永続的な社会運動となり、薬物の問題に対する国民理解を決定づけ、医療機関よりも大きな影響力を有することになる

(第7章 近代アルコホリズム運動、第III部 現代の依存症のルーツ)「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)

1939年に、マンは創設されたばかりのAAを知り、やがて自分と同様に苦しむ仲間と出会い、救われた気持ちになります。

彼女は卓越した戦略と広報の力でAAの知名度を全国に広げ、彼女自身も回復への道を辿ります。

その頃、アルコールとタバコの業界は自らの存続と発展のために、製品を擁護するため大量の広告費を投入しました。

製品には問題がなく利用する人にだけ問題があるという誤った認識や、特定の病について負のレッテルが広がると、事態は改善しません。

米国の歴史をみると、そこに政治家が目を付け、市民の恐怖を煽って自らの支持率をあげ、市民を分断する政策を立てると、貧富の差が拡大し、問題は解決せずに悪化する、という傾向があります。

今日も読んでくださってありがとうございます。また明日もよろしくお願いします。

参加者(2名)

  1. もんざ「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)
  2. にしやまさん「無(最高の状態) 」鈴木祐 (著) クロスメディア・パブリッシング(インプレス

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共有予定の本

ある時代には酒や薬物に耽溺することは「堕落」と見なされ、ある時代には「下級階層の流行病」と見なされた。またある時代には、たとえ同じ薬物でも、特定のコミュニティで使用すれば「医療」だが、別のコミュニティに属する者が使用すれば「犯罪」と見なされた。
アルコール依存症から回復した精神科医が本書に描くのは、依存症の歴史であり、その概念の歴史である。自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んだ豊饒な歴史叙述によって、依存性薬物と人類の宿命的な繋がりが浮かび上がってくる。
依存症は「病気」なのか? それとも、差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか――? 圧倒的な筆力で依存症をめぐるさまざまな神話を解体し、挫折と失敗に彩られた人類の依存症対策史をも詳らかにする。

「本書は、米国のみならず、国際的な薬物政策に大きな影響を及ぼす一冊となりうる力を備えている。その意味で、依存症の治療・支援はもとより、政策の企画・立案、さらには啓発や報道にかかわる者すべてにとっての必読書であると断言したい」(松本俊彦「解題」より)

<内容:みすず書房 書誌情報より> 依存症と人類 | われわれはアルコール・薬物と共存できるのか | みすず書房

幸福度、意思決定力、創造性、ヒューマニズム―無我によって私たちはどのようになるのか?不安、怒り、孤独、虚無、自責から自らを開放する科学的メソッド。

<内容:紀伊国屋書店 内容説明より> 「無(最高の状態) 」鈴木祐 (著) クロスメディア・パブリッシング(インプレス
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