9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会までラスト12日/人間であることの意味

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9. 読書会(勉強会)
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現実を直視しないと先に進めないんだなと思ったもんざです。

毎日の食事を記録するアプリあすけんの使用を再開しました。

年間使用料が割引で2900円になるというキャンペーンにつられました。

ここのところ、筋肉が落ちやすく、内臓脂肪や体重が増え気味なのです。

あすけんではカラダの記録として、体重や体脂肪だけでなく、3Dアバターで体型も記録できるのです。

(服を着たままカメラで撮影するだけで胸囲、ウエスト、ヒップ、二の腕、ふくらはぎの5か所が測定できる)

自分の身体のリアルな3Dを見たら、がぜんやる気になりました。

以前はけていたズボンがきつくなって捨てたのですが、3Dが見事にそれを可視化してました。

やはりズボンが洗濯で縮んだわけではなかった。

2024年の下半期は下半身、とくに腰回りのサイズダウンを目指して筋トレと食事記録を頑張ります。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)

今回は、本編に入る前のイントロダクションから興味深いと感じた部分を共有します。

私は、依存症を理解するには医学だけでは不十分だと確信した。現在の依存症を理解するために、過去を見直す必要があった。(中略)歴史が私に教えてくれたもっとも重要な教訓は、人と人とを分ける境界は、ひとつのストーリーに過ぎないということ。それは長年の不正義を生み、私たちみんなに害を及ぼすものであった。しっかり目をこらして問題に取り組まなければ、このような状況は続くだろう

(イントロダクション)「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)

著者は医者ですが、アルコール依存症を経験しており、彼の両親も同じく依存症でした。

依存症とは何か?

その質問は人間であることの意味を問うものであり、文化に根ざした信念や価値観があらわになるため、単純な答えにはならないと著者は言います。

薬物、アルコール、ギャンブル、セックス、食事、仕事、恋愛、ゲーム、スマホ。。。。

この本から学ぶアメリカにおける依存症の歴史は、目を逸らしたくなるほど酷い事実がたくさんありました。

でも、だからこそ、同じ過ちを繰り返さないために、過去から学ぶことに価値があるのですよね。

今日も読んでくださってありがとうございます。また明日もよろしくお願いします。

参加者(1名)

  1. もんざ「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか’」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳)

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共有予定の本

ある時代には酒や薬物に耽溺することは「堕落」と見なされ、ある時代には「下級階層の流行病」と見なされた。またある時代には、たとえ同じ薬物でも、特定のコミュニティで使用すれば「医療」だが、別のコミュニティに属する者が使用すれば「犯罪」と見なされた。
アルコール依存症から回復した精神科医が本書に描くのは、依存症の歴史であり、その概念の歴史である。自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んだ豊饒な歴史叙述によって、依存性薬物と人類の宿命的な繋がりが浮かび上がってくる。
依存症は「病気」なのか? それとも、差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか――? 圧倒的な筆力で依存症をめぐるさまざまな神話を解体し、挫折と失敗に彩られた人類の依存症対策史をも詳らかにする。

「本書は、米国のみならず、国際的な薬物政策に大きな影響を及ぼす一冊となりうる力を備えている。その意味で、依存症の治療・支援はもとより、政策の企画・立案、さらには啓発や報道にかかわる者すべてにとっての必読書であると断言したい」(松本俊彦「解題」より)

<内容:みすず書房 書誌情報より> 依存症と人類 | われわれはアルコール・薬物と共存できるのか | みすず書房
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