今回は、思考術、民族問題、AIの急速な進歩への対応策、テクノロジーとの付き合い方などについて、各自が紹介した本に関連して、話が広がりました。
じょあんなさんから、中学校の技術・家庭科が、従来のものからIT学習系に変わるけど、対応できる教員が不足している、というような話も伺いました。
気になって文科省のサイトで確認するとICTの活用、GIGAスクール構想などの言葉と共に事例が掲載されていました。
[家庭科、技術・家庭科:文部科学省](https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00010.html)
ITリテラシーや情報収集と整理なんかだったら、ひとつの教科に収めず、すべての教科にちょっとづつエッセンスを入れこめばいいんじゃないの?と思ったりしましたよ。どうせ、全てに必要なんだし。。。
タイムライン
さて今回みなさまにご紹介いただいた本とキーワードも改めて共有します。ご参加いただいた方には、プレゼン動画も共有しています。
00:12:47 プレゼン1もんざ
00:23:58 プレゼン2たかはしさん
00:34:24 プレゼン3にしやまさん
00:44:32 プレゼン4じょあんなさん
00:53:01 プレゼン5黒猫のみっつさん
01:06:35 感想と雑談
第165回 ご紹介いただいた本と3つのキーワード
1.もんざ「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p
- 奴隷と自立のあいだのグレーゾーン
- 自分の輪郭を書き換える
- できる=すぐれている、ではない
2.たかはしさん「ChatGPTvs.未来のない仕事をする人たち」サンマ-ク出版 堀江貴文著
https://amzn.to/4mwPM8Q
- 3億人分、25%の仕事がAIにとってかわる
- ひとり〇〇ビジネス
- 趣味の追求
3.にしやまさん「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0
- 見方を変える
- ルールを変える
- チームを活用する
4.じょあんなさん「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG
- パレスチナ問題
- evil eyeとは
- 女性の生き方
5.黒猫のミッツさん「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/
- 情報ネットワーク
- 文書
- 民主主義と全体主義
読書会のあとで、もんざが得た疑問
1.急激に変化する時代でも自分のコアを守るにはどうしたらよいか
2.新しいことにチャレンジする意欲と気力をどこから得るか
来月は6/29(日)8時~9時半にZOOM開催します。
ご都合がよろしければご参加ください。
(近日中に別途告知します)
共有された本の内容
- もんざ「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p
- じょあんなさん「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG
- 黒猫のミッツさん「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/
- にしやまさん「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0
- たかはしさん「ChatGPT vs.未来のない仕事をする人たち」サンマ-ク出版 堀江貴文著 https://amzn.to/4mwPM8Q
「できなかったことができる」って何だろう?技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで――
古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。
日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに。
「体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉」 文藝春秋 伊藤 亜紗 (著) https://amzn.to/3GRF38p
“Rum’s sensitive portrayal of Yara’s inner monologue paints a clear picture of the traditional gendered expectations that are placed on many modern Palestinian American women, and the ways an unsettled past can affect the present.” — Washington Post, “10 Noteworthy Books for September”
「Evil Eye/Etaf Rum」Harper Perennial https://amzn.asia/d/bqTsrWG
■ハラリ氏による本書へのコメント
私たちは人類史上もっとも重大な情報革命のさなかを生きています。しかし、それ以前に起きたことを理解しなければ、そのことは理解できません。歴史とは、結局のところ過去を学ぶことではありません──変化を学ぶことなのです。歴史は、何が同じであり続けて、何が変化をして、いかに物事が変化しているかを教えてくれます。しかし、歴史とは決定論的なものではありませんし、『NEXUS 情報の人類史』は過去を理解することで未来を予測できると主張するものではありません。私の目的は、じゅうぶんな知識にもとづく選択をすれば、私たちは最悪の結果を避けることがまだ可能なのだと示すことにあるのです。未来は変えられないというのなら、それを議論するのに時間を費やす必要はないのですから。
「NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク」ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/nexus/
『ウミガメのスープ』でも話題になった「水平思考」(ラテラル・シンキング)とは、これまでの「原因から結果が生まれる」という因果関係的思考とは全く違う視点から、イノベーション(仕事の変革)に向けた全く新しいものの見方をすること。
実はこの発想法は、生まれつき特別の人が持っているものではなく、トレーニング次第で誰でも身につけることができ、それによってクリエイターだけではなくすべての職種の人たちが、日々の仕事を変えていけるものなのです!本書では、すごい発想ができるようになる10のスキルを、これまでに成功したイノベーションの例を引きながら紹介し、アイデアを実行することによっていかに日々の仕事が変わるかについてわかりやすく解説しています。クイズ、エクササイズ例も収録しており、チーム・会社の演習にも役立つ内容です。
「イノベーション・シンキング」ポール・スローン著 ディスカヴァー・クリエイティブ訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://d21.co.jp/book/detail/978-4-88759-575-0
ChatGPTをはじめとする生成AIの躍進で、私たちの仕事や生活は大きく変わると予想されます。ホワイトカラーや、クリエイター、プログラマーの仕事がAIに代替されるといわれる今後、私たちは何をして、どこを目指せばいいのでしょうか。
複雑になる社会のなかで、偏らない視点に触れられるよう、著者の堀江貴文氏を中心に、4人の識者(深津貴之氏、緒方憲太郎氏、佐藤航陽氏、茂木健一郎氏)の知見を踏まえ、まとめました。
「ChatGPT vs.未来のない仕事をする人たち」サンマ-ク出版 堀江貴文著 https://amzn.to/4mwPM8Q