なんでカーネーションなんだ?と思ったもんざです。
母の日に、赤いカーネーションを母にプレゼントする、という習慣の由来って何でしょうね。
気になったのでGoogle GeminiとChatGPT(どちらも無料)に日本語と英語で以下の質問をしました。
「母の日の由来と、いつから始まったのかを教えて」
アンナ・ジャービスが1908年頃に始め、イベントで白いカーネーションを配ったのが由来らしいですが、まったく同じ質問でも、それぞれ回答が異なっていたのが面白かったです。
どこまで正しいのか、細部については再度検索してチェックするのは避けられない。。。
読書会の目的
私は 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社を共有しようと思っています。
今回は、第5章「社会的な脳と宗教的な心」から興味深いと感じた部分を共有します。
ここでは宗教の進化について、生物学的な視点からの意見が述べられています。
こうしてたどりついた唯一の具体的な解決策が、直接触れることなくエンドルフィン分泌をうながす一連の行動だった。それはいまも、私たちの社会的な相互作用の中核となっている。獲得した順に行動を並べると、笑うこと、歌うこと、踊ること、感情に訴える物語を語ること、宴を開くこと(みんなで食事をして酒を飲む)で、最後に忘れてはならないのが宗教儀式だ
第5章「社会的な脳と宗教的な心」「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
著者はもともと霊長類を研究する動物学者として10年以上のキャリアを持つため、まず事例としてサルのグルーミングを取り上げています。
良好な関係を保つため、エンドルフィンを分泌させるグルーミングを行うが、これは時間がかかるため相手の数が限られます。
だから、サルや類人猿の社会集団は最大50頭になってしまうのです。
でも人間は、集団を拡大する必要に迫られた結果として、引用した部分に書かれているような行動を行うように進化した、と著者は推測します。
この章はABD読書会の課題本「なぜ私たちは友だちをつくるのか」と関連する部分も多いらしく、読み応えがあります。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
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共有予定の本
「ダンバー数」で世界的に知られ、
<内容:アマゾン商品説明より> 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、
人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から
「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、かつてないスケールの大著。
本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、
<内容:アマゾン商品説明より> 「文章に頼らない文章術」上野郁江(著)ディスカバー・トゥエンティワン
「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。
文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、
編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、
ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。
本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。
そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。
これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。