こっちでも良かったかな、とまだ迷っているもんざです。
今月ご紹介する本には、ウンベルト・エーコを選びました。
でも実は、いまカルロ・ロヴェッリの「世界は関係でできている」を読んでいて、これが面白いから、気持ちが揺れてます。
とはいえ、まだ読み終わっていないし、今月に間に合わないのは確実なんですけど。
そんなことを考えいたら、この記事を見つけてドキドキしました。
新作も面白そうでワクワクします。
[『オッペンハイマー』を観た現代の天才物理学者はなにを言ったか? 【カルロ・ロヴェッリ『規則より思いやりが大事な場所で』】 | NHK出版デジタルマガジン](https://mag.nhk-book.co.jp/article/46522)
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「永遠のファシズム」 (岩波現代文庫) ウンベルト・エーコ (著), 和田 忠彦 (翻訳)
ウンベルト・エーコ(1932-2016)はイタリアの小説家、哲学者、記号学者として知られています。
最も有名な作品は「薔薇の名前」という歴史小説です。
(残念ながら私は原作も未読、映画も見ていません)
この本は1997年にイタリアで出版された「政治的・社会的発言集」が5つのエッセイとして収録されおり、冒頭に著者の序文、最後に翻訳者の解説があります。
1991年「戦争を考える」(湾岸戦争中に雑誌掲載)
1995年「永遠のファシズム」(コロンビア大学のシンポジウムで発表)
1995年「新聞について」(伊上院主催の連続セミナーでの報告)
1996年「他人が登場するとき」(マルティーニ大司教との往復書簡)
1997年「移住、寛容そして堪えがたいもの」(学会発表、国際フォーラム、新聞掲載コラムなどのコラージュ)
薄い本ですが、イタリアの事情や、世界の歴史や宗教についての知識が私に不十分なため、理解が追い付かない部分もあります。
読書会で皆さんに紹介するために、情報を整理していき、著者の意図をつかむ努力をします。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
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参加予定(2名)
共有予定の本
現代イタリアの代表的知識人による政治的・社会的発言集。湾岸戦争、ネオナチの台頭、難民問題など、執筆当時のアクチュアルな問題を取り上げつつ、ファジーなファシズムの危険性を説く。さらに知識人の責任、メディアの役割、信仰なき者にとっての道徳的確信の根拠など、現代の思想的課題を鋭く問い詰めた、まさに今読まれるべき問題提起の書。
<内容:アマゾン商品説明より>「永遠のファシズム」 (岩波現代文庫) ウンベルト・エーコ (著), 和田 忠彦 (翻訳)
本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。
文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
<内容:アマゾン商品説明より>「才能に頼らない文章術」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)上野郁江 (著)
つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。