高齢者は変化に弱いことを目の当たりにしたもんざです。
毎日、70代の母、80代の父とZOOMで会話しています。
父は2年前に脳梗塞を起こしたあと、デイサービスと訪問看護を利用しながら自宅療養しています。
先月、電動ベッドをリースし、部屋を大きく模様替えしたところ、激しい混乱が見られ、様子がおかしくなりました。
話しを聞くと、自宅ではなく、病院にいるようで落ち着かない、とのこと。ハッとしました。
別の部屋に新しいベッドを入れて寝室が変わったことで、日常生活の動線が大きく変わって、脳の負担が増えたせいでしょう。
1週間ほどで様子は落ち着きましたが、父にとって、急激な変化は適応が難しく、危険なのだと学びました。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「めんどくさいが消える脳の使い方」 菅原洋平(著)(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
今日は、第1章 脳に通じる命令が、「めんどくさい」を防ぐ から、私が面白いと思ったところを共有します。
著者は作業療法士なので、身体機能が低下している患者に、どのようなサポートをすれば、身体を動かせるようになるのか、を知っています。
脳の回復を促すリハビリテーションでは、どんな環境を用意するか、ということが最も重要です。机の高さ、そこから見える物、患者さんの姿勢、そして自分の立つ位置や体の向き。これらの場面のセッティングが、勝負どころです。セッティングで95%の無意識エネルギーの使い道が決まります
第1章 脳に通じる命令が、「めんどくさい」を防ぐ
著者は「めんどくさい」の正体は「わからない」だといいます。
なるほどなぁと思いました。
毎日同じ時間に同じことをやると、最初はめんどうだと思っていても、やがて何も感じなくなり、日常になりますものね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
共有予定の本
めんどくさくて動けないのは「やる気」のせいでも「性格」のせいでもありません!
<内容:アマゾン商品説明より>「めんどくさいが消える脳の使い方」 菅原洋平(著)(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
本書では、物事がめんどうに感じてしまう理由や、
解消できる簡単な7つのコツ、44の具体的な解決策を紹介しています。
脳の仕組みを生かして、仕事も家事もすっきり片付けましょう!
株や投資信託への投資で得た利益にかかる税金がゼロになるNISA(少額投資非課税制度)。2024年から制度が大改正され、制限のあった投資期間が無期限になり、投資枠が年間合計360万円まで大幅拡大されます。
<内容:アマゾン商品説明より>「大改正でどう変わる? 新NISA徹底活用術」 竹川美奈子(著) 株式会社日経BP
本書は、「2024年から何が、どう変わるのか?」「今のNISAはどうなるの?」「どんな商品を買えばいい?」など、あらゆる疑問に答えます。
著者はファイナンシャル・ジャーナリストで、金融庁金融審議会「顧客本位タスクフォース」委員も務める第一人者。Q&A方式や図表をふんだんに活用し、わかりやすく解説します。