昨日ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。今回はCatherineさんが初参加で新しい視点をもたらしてくれました。
キャリア・デザイン不要論、K-POP世界進出はJ-POPと米国ヒップホップのカルチャーミックスで成功したという話、人生そのものが生きる意味を突き付けてくるということ、食や時間をどのように整えるか、など、知らないことも多く学ぶことが多かったです。
それぞれの本の3つのキーワード
あらためて皆さまからご紹介いただいた本と、それぞれの本の3つのキーワードを共有します。
もんざ「幸福な監視国家・中国」 (NHK出版新書) 梶谷 懐 (著) 、 高口 康太 (著)
・功利主義(帰結主義・幸福主義・集計主義)
・ハイパー・パノプティコン
・道具的合理性の暴走
Catherine Cさん 「嫌われる勇気」岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著) ダイヤモンド社
・日本語を勉強中のため、まだ1/3まで読んだところ、とのこと。対話形式なので読みやすいと感じたそうです。
にしやまさん「その幸運は偶然ではないんです! 」J.D.クランボルツ (著), A.S.レヴィン (著), John D. Krumboltz (原著),ダイヤモンド社
・ハプンタンス・アプローチ(偶然を活用してチャンスをつかむ)
・選択肢をオープンマインドで
・どんどん間違えよう
りんさん「ロゴセラピーのエッセンス」ヴィクトール・フランクル (著), 赤坂桃子 (翻訳) 新教出版社
・意味への意志(人生の意味をなんとかして見つけ出そうとするモチベーションは,人間にもともと備わっている。意味は常に変化する。意味を発見する3つの方法(1)創造価値(2)体験価値(3)態度価値)
・自由((1)人間は自己決定ができる存在。ある条件に屈するのか抵抗するのかという場面で,人間は完全に条件に左右され決定づけられるのではなく,自分で決めることができる。(2)すべての人間はあらゆる瞬間に自らを変える自由も持っている。人間は,それが可能であるなら,世界をよりよいものに変え,それが必要であるなら,自らをよりよい存在に変えることができる。)
・責任(人間は自分自身の人生に責任をもつことによってのみ,人生に答えることができる。人生のすべての状況は一つの課題であり,その人が解決すべき問題を突き付けている。自分の人生に潜在する意味を見つけ出し,課題の責任を負うべきかどうか決定することが責任を負うということ。)
maruさん「K-POP 新感覚のメディア」金成玟 (著) 岩波新書
・アーティストの育成・管理システム
・共感のメディア
・ファンダムの力
Yoko3さん「整える習慣」 小林弘幸 (著) (日経ビジネス人文庫)
・時間を整える(昼食後の2時間は捨ててもok。私はお昼ご飯を食べると、眠くなります。時間は短い(約20分ほど)ことが多いのですが、必ず昼寝をしてしまいます。昼寝した後の罪悪感はすごいです。時間を無駄にしたという考えを変えることができました。)
・人間関係の整え方(「人間関係の整え方」という考え方が面白いです。片付ける、整理整頓です。人間関係の整理整頓は、ずい分前に終えました。人間関係に悩む方には、良い言葉です。)
・食の整え方(夜に亜麻仁オイルを飲む。1日2〜4杯のコーヒーは大変良い。ホットでブラックで。ヨーグルトは菌を変える。糖質も大切な栄養素。)
読書会のあとで、もんざが得た疑問
1.Google以外のプラットフォームを利用できるだろうか(FBやGoogleを使えない国の人の参加を想定していなかった)
2. 逆転の発想ができるだろうか(ファンが好きなアイドルの有料広告を出す、というような)
第121回ZOOMで読書会(2021年8月)
来月は8月28日(土)です。ご都合がよろしければ、ご参加いただけるとうれしいです。わたしは、こちらを読み終えてご紹介する予定です。
「ニューロマンサー」 (ハヤカワ文庫SF) ウィリアム ギブスン (著), 黒丸 尚 (翻訳)
目的:2021年7月~8月に読んだ本を1冊共有する
日時:2021年8月28日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングルーム