やらない言い訳をせずに、やれることをやるって大事だなと思うもんざです。
今年から、りんさんに頼んで週次のふりかえりグループに参加させてもらいました。
ルールはシンプル。週1回FBグループに、自分のふりかえりを自由な形式で投稿すること。
ところが7月末からFBグループへの投稿が滞り始め、8月、9月と全く投稿できませんでした。
ほかの方の投稿を読みながら、投稿できない自分の怠惰を責めてました。
投稿のフォーマットを見直して、ふりかえりを考える時間も確保し、ようやく今月再開できました。
誰のためでもなく、自分のためにやるのだ、という目的に立ち返ったら、ようやく動けました。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」
今回は第二章「ニューアル・ライトが起こした革命—因果推論創世記」から面白かったところを共有します。
つねに客観的であることが科学的に正しい姿勢である、という誤解から、因果推論の発展が遅れたことを著者は問題視しています。
因果分析は、相関関係だけでなく、主流の統計学を構成する他のほぼどのような道具とも異質である。それは、因果分析がその使い手に主観的な関与を要求するからだ。使い手は、因果ダイアグラムを書くわけだが、そのダイアグラムは、分析すべき因果プロセスのトポロジーについての自身の質的な信念を反映したものになる。(中略)いずれにせよ、「客観性のための客観性」とでも言うべき、何世紀も前から存在するドグマは捨てる必要がある
(第二章 ニューアル・ライトが起こした革命—因果推論創世記)「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」
この本を読むと、いま科学的に正しいと思われていることも、何年かすると変わっていたりするのかもしれないな、と思ったりします。
トポロジー:トポロジーとは、「位相幾何学」という意味の英単語。図形を連続的に変形しても保たれる抽象的な性質を研究する数学の一分野だが、IT分野では複数の装置や機器を結ぶ配線や接続形態の類型をトポロジーという。(- IT用語辞典 e-Words)
ドグマ:1 各宗教・宗派独自の教理・教義。2 独断。教条。「ドグマに陥る」(デジタル大辞泉)
否定的な感じはまったくなく、うまく言語化できませんが、ただ不思議な感じ。
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参加予定(3名)
- もんざ「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」文藝春秋 ジューディア・パール (著), ダナ・マッケンジー (著), 夏目 大 (翻訳), 松尾 豊・監修解説 (読み手)
- にしやまさん「理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門」ディスカヴァー・トゥエンティワン 鈴木義幸 (著)
- りんさん「選書中」
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
共有予定の本
・今までの統計学では答えられなかった「なぜ?の科学」とは?
・それは3段の「因果のはしご」を使って説明できる
・著者は人工知能界のノーベル賞にあたるチューリング賞受賞!
・現在のデータ主義には限界がある。それを乗り越える「因果推論」とは?
・その商品が売れた理由をどう分析し、新たな儲けにつなげるか?
・公衆衛生におけるベストな選択肢の考え方とは?
・人間のように考えられる人工知能=強いAIはつくれるか?
・そもそも私たち人間はどのように「因果関係」を考えているのか?統計学とデータ分析を超えた新たな学問の誕生! 人工知能と人類の未来を知るために、なくてはならない一冊。データ分析、マーケティング、意思決定に携わるビジネスパーソンも必読!
<内容:アマゾン商品説明より>「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」文藝春秋 ジューディア・パール (著), ダナ・マッケンジー (著), 夏目 大 (翻訳), 松尾 豊・監修解説 (読み手)
「セルフトーク」とは、感情や、思考、行動の引き金として、自分の中に生まれる「言葉」です。感情や行動の前に起こる「セルフトーク」を変えることで、自分のパフォーマンスを最大限に引き上げることができます。「セルフトーク」を変えるには、ふだん自分がどのような問いを自分に問いかけているかに気づき、その問いを変化させていく必要があります。実現したいことを手にするために、自らへの問いかけマネジメントする。つまり「セルフトーク・マネジメント」とは、「セルフ・コーチング」にほかなりません。
本書は2008年に日本実業出版社より刊行された『セルフトーク・マネジメントのすすめ』を改訂し、新章を加え、新版として出版したものです。旧版もエグゼクティブを含む数多くのリーダーに愛された本でしたが、このたび、自分自身の「セルフトーク」にとどまらず、他者の「セルフトーク」にどのように働きかけるかを紐解いた章を新たに加えました。セルフ・コーチングだけでなく、コーチとして周囲の人のパフォーマンスを最大化する関わりを可能にする一冊です。
<内容:株式会社コーチ・エィ ニュースリリースより>「理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門」ディスカヴァー・トゥエンティワン 鈴木義幸 (著)