明け方に見る夢は食べものの夢ばかりなもんざです。
夢なんかそんなに見ないよな、と思っていたら、けっこう見てるみたい。
今朝は、自分用にこっそり食料を隠す夢でした。
寝ぼけながら音声入力で夢日記をつけていると、途中から頭が働きだして、奇妙さに笑ってしまう。
朝からベッドでクスクス笑っている生活って平和で良いですね。
2024年8月に読んだ本
今月は、2024年に読んだ本を順番に振り返りつつ、ベスト本を探っています。
8月に読んだ本は「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」です。( (光文社新書) ブレイディ みかこ (著) https://amzn.to/46JifAD)
著者は、労働者階級出身の英国人を夫にもつ、英国在住の女性です。
ロックが大好きな九州出身で、英国で保育士の資格をとって働いた経歴を持っています。
そのため学者やジャーナリストとは異なり、庶民的な立場と視点で世の中の出来事を分析するのが彼女の作品の持ち味となっています。
8月は、気分が沈んでくると津村さんの本を読んで元気をもらっていたのですが、みかこさんの本にもパワーをいただきました。
本作で登場する英国人のレイさんの後日談は別の作品(「ハマータウンのおっさんたち」)では、さらに詳しく、笑えるネタで語られています。ゲラゲラわらっちゃっいました。
彼は、パートナーのレイチェルが美容院経営で成功しているので、早期リタイアしているのですが、ブレグジットで離脱票をいれたばっかりに家庭内不和が勃発。
引用「うん。彼女は、美容院でも客の7割はEU移民だっていうし、使ってる美容師もフランス人とかポーランド人の女の子たちだから。離脱なんて何バカなこと言ってんのって、叱られた。」
彼女は、こんなかんじで友人たちの日常を切り取って、わたしたち読者に見せてくれるので、まるで自分も彼らの友人になったかのような気分を味わうことができます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
もんざと読書会 10冊
1.「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか 」ピョートル・フェリクス・グジバチ (著) クロスメディア・パブリッシング(インプレス) https://amzn.to/47PLbWV ★★★
2.「めんどくさいが消える脳の使い方」 菅原洋平(著)(ディスカヴァー・トゥエンティワン)https://amzn.to/49jLL02 ★★★
3.「永遠のファシズム」 (岩波現代文庫) ウンベルト・エーコ (著), 和田 忠彦 (翻訳) https://amzn.to/3v1seTJ ★★★
4.「「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本」 イルセ・サン (著), 枇谷 玲子 (翻訳) https://amzn.to/4azX1q0 ★★★
5.「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社 https://amzn.to/4baxKTX ★★★
6.「依存症と人類――われわれはアルコール・薬物と共存できるのか」みすず書房 カール・エリック・フィッシャー (著), 松本俊彦 (著), 小田嶋由美子 (翻訳) https://amzn.to/4bXz6BB ★★★★★
7.「水車小屋のネネ」津村記久子著 毎日新聞社 https://amzn.to/4cH5k4w ★★★★
8.「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」 (光文社新書) ブレイディ みかこ (著) https://amzn.to/46JifAD ★★★
9.「プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」」木部 智之 (著) KADOKAWA https://amzn.to/3Xta5sd
10.「読書術」 (岩波現代文庫) 加藤周一 (著) https://amzn.to/4eXKpuG
11.「苦手から始める作文教室」 (ちくまQブックス) 津村記久子 (著) https://amzn.to/40Iqegr
ABD読書会 8冊
1.色のコードを読む なぜ「怒り」は赤で「憂鬱」はブルーなのか」ポール・シンプソン (著), 中山ゆかり (翻訳) https://amzn.to/3GyjhU2
2.あなたの脳のはなし 神経科学者が解き明かす意識の謎 (早川書房) デイヴィッド イーグルマン (著), 大田 直子 (翻訳) https://amzn.to/48W7WsQ
3ー4.技術革新と不平等の1000年史 ダロン アセモグル (著), サイモン ジョンソン (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳) https://amzn.to/3Ozcb5R
5.なぜ私たちは友だちをつくるのか: 進化心理学から考える人類にとって一番重要な関係」ロビン・ダンバー (著), 吉嶺英美 (翻訳) https://amzn.to/3xI0Zyy ★★★
6ー7.「万物の黎明~人類史を根本からくつがえす」デヴィッド・グレーバー (著), デヴィッド・ウェングロウ (著), 酒井 隆史 (翻訳) https://amzn.to/3xjqXsc
9.「エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?」by リー・マッキンタイア (著), 西尾義人 (翻訳) https://amzn.to/3WchJX5
11.人類は宇宙のどこまで旅できるのか―これからの「遠い恒星への旅」の科学とテクノロジー」レス・ジョンソン (著), 吉田 三知世 (翻訳) https://amzn.to/3MUDwyo
12.ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う」アシュリー・ウォード (著), 夏目 大 (翻訳) https://www.amazon.co.jp/dp/4478116288
参加者(4名)
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2025年には6世帯に1世帯が一人世帯になり、未婚も既婚も子なしも子ありもいつかは「おひとりさま」。そんな時代を平穏に生きるために、今から準備しておくことを丸ごと一冊に!
「あなたが独りで倒れて困ること30」太田垣章子(著)ポプラ社
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