9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会までラスト12日/イスラエル人の作家たち

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
9. 読書会(勉強会)
この記事は約4分で読めます。

正しい決断だったのかな、と自問自答しているもんざです。

これまでVISAを1年毎に更新してきました。

今回は3年更新にしませんか?と上司に言われて、スーッと「はい、そうですね」と答えている自分にちょっと驚きました。

3年後は2026年ですよ。

皆さんは、3年後の自分がどこで何をしているのか想像できますか?

私はたぶん、まだマニラで働いているんでしょうね。

進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」

8月の読書会で、私はヨラム・ハゾニーの「ナショナリズムの美徳」を共有しました。

著者はイスラエルの哲学者でした。

今月選んだ本「因果推論の科学」を読んでいて「おや?」と思ったのは、パールもイスラエル人だと分かった時です。

10代になると、私たちの興味は少しずつこの物語の哲学的な部分へと移っていった(イスラエルの子供たちは皆、創世記を年に何回か読む)。何より気になったのは、人間が知識に目覚めるのは、決して楽しくないということだ。それはむしろ苦しいことらしい。(中略)誤解しないでほしいのだが、私たちイスラエル人は別に創造論者というわけではない。生徒に創世記を読ませる先生たちですら、本心では進化論を信じている

(第一章 因果のはしご)「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」

これはエデンの園を追放されたアダムとイブが神の問い(単に事実を聞いている)に、事実を説明を加えて答えているところに、人類が因果関係を認識した歴史が垣間見える事例として著者が取り上げています。

イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリは「サピエンス全史」で、人類の祖先が「存在しないものを想像する能力」を手に入れたことが革命的だったと述べています。

パールは、ハラリ説を肯定するわけではないが、人間が創造力を持ったことと、因果関係を考えるようになったことには深い関連がある、と語ります。

なんというか、2023年の、このタイミングで自分がイスラエル人作家の本を読んでいることに不思議な感覚を持っています。

否定的な感じはまったくなく、うまく言語化できませんが、ただ不思議な感じ。

お申込みURL

読書会へのお申込みはこちらからどうぞ。

参加予定(3名)

  1. もんざ「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」文藝春秋 ジューディア・パール (著), ダナ・マッケンジー (著), 夏目 大 (翻訳), 松尾 豊・監修解説 (読み手)
  2. にしやまさん「理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門」ディスカヴァー・トゥエンティワン 鈴木義幸 (著)
  3. りんさん「選書中」

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

共有予定の本

Amazon.co.jp

・今までの統計学では答えられなかった「なぜ?の科学」とは?
・それは3段の「因果のはしご」を使って説明できる
・著者は人工知能界のノーベル賞にあたるチューリング賞受賞!
・現在のデータ主義には限界がある。それを乗り越える「因果推論」とは?
・その商品が売れた理由をどう分析し、新たな儲けにつなげるか?
・公衆衛生におけるベストな選択肢の考え方とは?
・人間のように考えられる人工知能=強いAIはつくれるか?
・そもそも私たち人間はどのように「因果関係」を考えているのか?

統計学とデータ分析を超えた新たな学問の誕生! 人工知能と人類の未来を知るために、なくてはならない一冊。データ分析、マーケティング、意思決定に携わるビジネスパーソンも必読!

<内容:アマゾン商品説明より>「因果推論の科学「なぜ?」の問いにどう答えるか」文藝春秋 ジューディア・パール (著), ダナ・マッケンジー (著), 夏目 大 (翻訳), 松尾 豊・監修解説 (読み手)
Amazon.co.jp: 理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門 eBook : 鈴木義幸: 本
Amazon.co.jp: 理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門 eBook : 鈴木義幸: 本

「セルフトーク」とは、感情や、思考、行動の引き金として、自分の中に生まれる「言葉」です。感情や行動の前に起こる「セルフトーク」を変えることで、自分のパフォーマンスを最大限に引き上げることができます。「セルフトーク」を変えるには、ふだん自分がどのような問いを自分に問いかけているかに気づき、その問いを変化させていく必要があります。実現したいことを手にするために、自らへの問いかけマネジメントする。つまり「セルフトーク・マネジメント」とは、「セルフ・コーチング」にほかなりません。

本書は2008年に日本実業出版社より刊行された『セルフトーク・マネジメントのすすめ』を改訂し、新章を加え、新版として出版したものです。旧版もエグゼクティブを含む数多くのリーダーに愛された本でしたが、このたび、自分自身の「セルフトーク」にとどまらず、他者の「セルフトーク」にどのように働きかけるかを紐解いた章を新たに加えました。セルフ・コーチングだけでなく、コーチとして周囲の人のパフォーマンスを最大化する関わりを可能にする一冊です。

<内容:株式会社コーチ・エィ ニュースリリースより>「理想の自分をつくる セルフトーク・マネジメント入門」ディスカヴァー・トゥエンティワン 鈴木義幸 (著)
タイトルとURLをコピーしました