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読書会までラスト10日/思いもかけなかった面

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notebook 読書感想
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Notionとobsidianを旅行前に使えるようになっていて良かったな と思ったもんざです。

今回は旅行計画に初めてNotionを使ってみました。(obsidianは別の記録で使ってます)

どこに行って何をしたいか、思いつくままに 入力していき、情報を蓄積して整理することができ、とても便利でした。

特に便利だと思ったのは 各種チケットの情報 整理でした。航空券に始まり 美術館の入館チケットなど全てオンラインで発券されるものを Notionの中に入れ込み 実際に入館する時にスマホで QR コードを表示して受付を済ませるなど、とてもスムーズに使うことができました。

次回の旅行時に忘れないようにしたい 注意事項なども入れておけるので、ポイントを押さえて記録しておけば 非常に役に立つ備忘録になりそう。

計画が苦手な私の強い味方ができてうれしいです。

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進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「戦争は女の顔をしていない」 (岩波現代文庫) スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳)

この本は 著者の 独白と 証言のパートに分かれています。 今回は 著者の意見と感想の部分を共有します。

ニ、三年の間に数百人の話を録音し、私の本棚には数百のカセットテープと 数千枚のタイプ 原稿がある。そのテープを何度も聞き、原稿を読み返す。「戦争」の思いもかけなかった面が次々に見えてきた

(兵隊であることが求められたけれど、 かわいい女の子でもいたかった)

著者は従軍した女性たちに聞き取りを行うまで自分の中にある思い込みに気づいていませんでした。

インタビューは通常、インタビューアーが物語を構成し、そのストーリーに合致するものを取捨選択しています。

インタビューイーは話した内容のどこが使われるのか分からないことが多いでしょう。(特に有名人などインタビュー慣れしている人ではない一般人の場合)

必ず作り手の主観が入るから完全なノンフィクションは存在しないんですよね。

今日も読んでくださってありがとうございます。明日もどうぞよろしくお願いいたします。

参加者4名

  1. もんざ「戦争は女の顔をしていない」 (岩波現代文庫) スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳) 
  2. りんさん(選書中)
  3. にしやまさん(選書中)
  4. maruさん『韓国文学の中心にあるもの』斎藤真理子 (著)イースト・プレス 

紹介予定の本

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ソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった―。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!

「戦争は女の顔をしていない」 (岩波現代文庫) スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳)
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なぜこんなにも面白く、パワフルで魅力的なのか。その謎を解くキーは「戦争」にある。

なぜ、韓国文学はこんなに面白いのか。なぜ『82年生まれ、キム・ジヨン』、フェミニズムの教科書となったのか。世界の歴史が大きく変わっていく中で、新しい韓国文学がパワフルに描いているものはいったい何なのか。その根底にあるのはまだ終わっていない朝鮮戦争であり、またその戦争と日本は深くつながっている。ブームの牽引者でもある著者が、日本との関わりとともに、詳細に読み解き、その面白さ、魅力を凝縮する。

『韓国文学の中心にあるもの』斎藤真理子 (著)イースト・プレス
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