カウントダウンコラム

16年5月5日(木)勉強会まで7日

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そういえば無人島でロビンソンクルーソーみたいに暮らしてみたいと思っていたことを思い出したもんざです。

小学生の頃、自給自足の生活に憧れていました。
自分で家を作ったり、食料を確保したり、日常生活が発見と冒険でワクワクするだろうなと。

ネットワーキングという今月のテーマから考えると、無人島暮らしなんて、真逆の発想ですが、おとなになった今も、機会があったらチャレンジしてみたいかも、と密かに思っています。

そんなわけで、この連休を利用して、ずっと気になっていたソローの「森の生活」を読み始めました。
でも読み始めて、私が誤解していたことに気づきました。

森の生活 上-(ウォールデン) (岩波文庫) Kindle版
ソロー (著), 飯田 実 (著)

Walden: By Henry David Thoreau – Illustrated (Free Audiobook + Unabridged + Original + E-Reader Friendly) (English Edition) Kindle版
Henry David Thoreau (著), Amy (イラスト)

私はソローが全くの世捨て人のような暮らしをしていたのだと考えていましたが、そうではなく、人里離れた湖畔に暮らしてはいても、彼を訪れる人はいて、そうした様子も描かれています。
ロビンソン・クルーソーを読んだ時のような、ドキドキワクワクを期待していたので、そのあたりはちょっと残念ですが、私の勝手な勘違いなので仕方ありませんね。

まだ上巻を読み始めたところですが、ソローの一生を年表で確認して、44歳で亡くなっていることに衝撃を受けました。

1845年から1847年(28歳~30歳):ウォールデン湖のほとりでひとり暮らし
1854年(37歳):ウォールデンでの生活を記録した本が出版
1862年5月6日(45歳):結核のため死去

そしてなんと、明日が命日です。
ソローは奴隷制度とメキシコ戦争に抗議するために税金の支払いを拒否して投獄されたことがあり、その様子がマハトマ・ガンディーのインド独立運動やキング牧師の市民権運動にも思想的な影響を与えた、とWikipediaに記述がありました。

そう考えてみると、ソローの社会的な影響力って、ものすごく広いですよね。
出版から162年が経過している今(2016年)も彼の本は読み継がれていて、日本に住んでいる私も彼の本を読んで影響を受けている。

ちょうど、サポートメールでも「七つの習慣」がブックレビューされていますが、自分が何を信じて生きていくのかをじっくり考えてみるのにぴったりかも。
ソローのような生き方は「七つの習慣」的な思考から考えると、真逆な部分もあるし、現代でも厳しくて難しいと感じる部分が多いけれど、古典として読み継がれているのには理由があるはずですよね。
やっぱりみんな自分ができないことに憧れるのかな。。。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復 Kindle版
スティーブン・R・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)

私は思いっきり権威に弱いので、政策の反対して投獄されるとか絶対イヤダと思っちゃうんですが、
このあたりは、ミルグラムの「服従の真理」を翻訳した山形浩生さんの「蛇足 服従実験批判」(p306)を読んで、すごくスッキリしたのです。

・服従の心理 (河出文庫) スタンレー ミルグラム (著), 山形 浩生 (翻訳)

・Obedience to Authority: An Experimental View (Perennial Classics)
Stanley Milgram (著)

私がうまく言語化できなくて、モヤモヤしていたことが、この蛇足部分を読むだけで解消されました。
山形浩生さんも勝間塾のゲストに来ていただきたい方のおひとりですね。

それでは明日もよろしくお願いします。

■参加者■2016/5/5現在
1.もんざ
2.K1nishiさん
3.のーさん@捨てまくるさん
4.行動★はっしーさん
5.世界で活躍yoko3さん
6.TSUNAMIさん
7.Robertさん
8.ぺんきさん(仮)

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