カウントダウンコラム

16年5月6日(金)勉強会まで6日

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カウントダウンコラム
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伝えようと思ってみると集中力が上がり発見に繋がることに気づいたもんざです。

本日は仕事が遅番で12:30出勤だったので、午前中に国立西洋美術館にカラヴァッジョ展を見に行きました。

09:30~10:30 カラヴァッジョ展(国立西洋美術館)
10:30~11:30 若冲展(東京都美術館)
11:30~12:00 耳鼻科
12:30~仕事

頭の中だけで考えていたプランはこんな感じ。
でも書き出してみると、絶対むりな時間配分でした。詰め込みすぎです(笑)

カラヴァッジョ展をみて、国立西洋美術館の常設展も見てたら、あっという間に11時半を過ぎておりました。
若冲展は5/24(火)までなので、平日休みの時にゆっくり見に行くことにします。

もっと人が少ないかと思ったら、チケット販売所は行列だし、カラヴァッジョ展の展示品の前にも3~5人は立っている状態。
修学旅行生らしき団体さんもいて、昨夜のうちに、ネットでチケットを購入しておいてホントに良かったと思いました。
当日窓口に並んで20~30分待つなんて時間がもったいないですものね。

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カラヴァッジョの作品は、大学の卒業旅行でイタリアに行った時に見たような記憶があるのですが、
今回じっくりと見て、図版や動画の再現力の高さに感心したんです。絵画はホンモノを見たときに衝撃を受ける作品と、それほどでもないものがありませんか。
特にこうした写実的な絵画は、写真のように、二次元状態でも再現性が高い気がする。

以前、TVでみて感動した写真家のドキュメンタリー写真の実物を美術館に見に行ったら、ああ、テレビと同じ、と感じてしまって、なんだかさみしかったんです。
(NHKの日曜美術館でセバスチャン・サルガドの写真をみて、実物を見たいと思ってをみて東京都写真美術館のサルガド展に行ったんですね。わー、もう7年も前になるんだ。。。)

日曜美術館極限に見た生命(いのち)の美しさ‐写真家 セバスチャン・サルガド‐(2009年11月29日放送)

東京都写真美術館「セバスチャン・サルガド アフリカ」展2009年10月24日(土)~12月13日(日)

その時よりも落胆はしませんでしたが、すこし似ている感覚を味わいました。

でも間違いなく本物ならではの質感とか伝わる感覚は確かにあって、例えばカラヴァッジョの描く黒のねっとりした重さは、他の画家の作品とは明らかに別物の雰囲気がありました。
人物の表情や人体の立体感も平面に描かれているとは思えないほどリアルで瑞々しくエロティックです。
「法悦のマグダラのマリア」は、明らかに春画ですし。

ただ今回、国立西洋美術館に行って、私に「何が一番気に入ったの」と聞かれたら、ロダンの「瞑想」という彫刻だとお答えします。

オーギュスト・ロダン「瞑想」

なんと!国立西洋美術館に行ったのは、今回が初めてでした。
企画展を見に行きましたが、常設展だけをもっとゆっくり見に行きます。

私は彫刻が好きだ!と再認識しました。それにしてもロダン、超カッコイイ。
かの有名な考える人のブロンズよりも、ぜったいにメディテーション(瞑想)のめちゃくちゃなフォームと体つきが素晴らしいと思う。
ブロンズの周りを3周くらいして思わず360度写真を撮っちゃいました。

次に気に入った作品はジャン・デュビュッフェ の「美しい尾の雌牛」です 。

ジャン・デュビュッフェ 「美しい尾の雌牛」

常設展の出口付近、左側の壁に掛かっている子どもの落書きみたいな動物の絵。

パッと見て、ぎゅーーーって惹きつけられちゃう作品があるんですよ。理屈じゃなくて。
だから私は美術が好きなんですけどね。

そして冒頭の「伝えようと思ったら・・。」という話なのですが、
実は最近英語日記を書いておりまして、それをSkype英会話の先生に添削していただいております。

超恥ずかしい。でもこれ、すごく面白いんです。
日本語で書くのも面白いのですが、英語で書こうとすると、自分の思考の中から違った側面が出てくるんですよ。
それを見つけるのがすごく面白いんですよね。

で、書いた内容が先生にちゃんと伝わるとまた面白いし、
意味分かんないと言われて添削されると、またそれもへぇそうなのか、と面白い。

今回、Skype英会話の先生の一言がきっかけでカラヴァッジョを見に行ったので
先生に伝えようという意欲満々で作品をみているわけです。

なので解説看板も英語と日本語を読み比べてみたりとか
(そうか。そんなことしてたから時間がかかったのか・・・←自覚がありませんでした)

この先生のクラスは月曜なので、それまでには、こうした諸々の感情を整理して英語日記にしておきたいと思います。
ああ、楽しい。

それでは明日もよろしくお願いします。

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