カフェで集中して読書できたもんざです。土曜のABD読書会に参加を表明しているのですが、まだ課題本がちょっとしか読めていません。
やっぱり洋書じゃなくて、翻訳本を買うべきだったか。。。いやいや、こういうプレッシャーが必要だったんでしょ!と、自分で自分の背中をグイグイ押しながら、読んでます。
なんとか1章分を読み終えたので、ここから波に乗るはず!
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
ホームスティ先の少年グレンと著者は一緒にロンドンへ遊びに行く計画を立てます。
行きは高速道路を走る中距離バス(コーチ)で、帰りは英国鉄道(BR)でロンドンとストッケンチャーチを往復します。著者はコーチをバス(市内循環などの短距離)と呼んでグレンに間違いを注意されます。
グレンはロンドンの地図をもってきた。動物園と本屋とチャイナタウンを回らなくてはならない。午前10時にストッケンチャーチ発のコーチに乗る。ロンドンには11時過ぎに着く。動物園に2時間くらいいて、昼食はソーホーの中華街でとる。そして、午後はトッテナム・コート・ロードの大型書店フォイルズに行く。夕食はハンバーガーかフィッシュ・アンド・チップスで済ませる日程をたてた
「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
このプランは、グレン少年と著者の要望をミックスさせたもの。
グレンは、動物園に行って、中華街でウナギを見て、書店で、佐藤さんから語り聞かせてもらった、耳なし芳一の英語版を購入してもらいます。一方で、佐藤さんは神学本「カール・バルト、神学的遺産」を買うんです。
そして、2人でハンバーガー屋で買ってきた本を読みながら、感想を共有したりするんですよ。グレンが佐藤さんの本をちょっと読んで、英語は分かるけど意味が分かんないって言って、佐藤さんが説明したり。
12歳と27歳と年齢は離れていますが、心が近い感じ。こういう関係性って、いいですね。
参加者(4名)
- もんざ「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
- じょあんなさん「The Death of Mrs. West away」by Ruth Ware
- maruさん「マルクス・アウレーリウス 自省録」 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)
- りんさん「選書中」
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
共有予定の本
1986年、入省二年目の私はイギリスにいた。語学研修に追われる単調な日々の小さな楽しみは、ステイ先で出会った12歳のグレンとの語らいだった。ロンドン書店巡り、フィッシュ&チップス初体験。小さな冒険を重ね、恋の痛みや将来への不安を語りあった私たちは、ある協定を結んだ……。聡明な少年を苛む英国階級社会の孤独と、若き外交官の職業倫理獲得までの過程を描く告解の記。
<内容:アマゾン商品説明より> 「紳士協定―私のイギリス物語―」佐藤 優 (著)(新潮文庫)
On a day that begins like any other, Hal receives a mysterious letter bequeathing her a substantial inheritance. She realizes very quickly that the letter was sent to the wrong person—but also that the cold-reading skills she’s honed as a tarot card reader might help her claim the money.
Soon, Hal finds herself at the funeral of the deceased…where it dawns on her that there is something very, very wrong about this strange situation and the inheritance at the center of it.
<内容:アマゾン商品説明より> 「The Death of Mrs. West away」by Ruth Ware
あたかも一万年も生きるかのように行動するな.生きているうちに,許されている間に,善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180).多端な公務に東奔西走しつつ,透徹した目で自らを内省した記録は,古来,数知れぬ人々の心の糧となってきた.神谷美恵子の清冽な訳文に,新たな補注を加えた.(改版)
<内容:アマゾン商品説明より> 「マルクス・アウレーリウス 自省録」 (岩波文庫) 神谷 美恵子 (著)