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これだ、という音楽に出会う体験って、誰かと恋に落ちる感覚と似ていると思った話

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スポッティファイで画面に表示されていたアルバムの画像に惹かれて、再生ボタンを押したのは、単純に、集中できる作業BGMを探してたからです。パソコンに向かって何かを書いていたと思うのだけど、作業に集中するどころか、流れてきた曲は私に作業を中断させました。

リズムと音、声のバランスがとても心地よくて、これは、1曲だけが自分の好みなのか、それともアルバム全体がそうなのか、このアーティストの制作するものはどうなのか、という好奇心が一気に自分を別世界に引っ張っていく感じでしたが、久々に最後まで楽しめるアルバムに出会えて痺れました。(年齢を重ねるごとに神経がどんどん図太くなって、ドキドキする感覚も減る気がするのは私だけ?)もっと聞き続けたいと思える音楽に出会うと、本当にずっと聴いてしまい、音楽を止めても脳内でずっと曲が流れるというイヤーワーム状態に突入してしまう。筋トレのBGMにするから、さらに脳に染み込みやすいのかも。。。(でも私の脳は音楽を自分が演奏することに関してポンコツだから歌えたりはしない)

絶対にエンドルフィンが出てるよなぁ。聴いていると気分が良くなるし気持ちよくなるから。何百回が聴いたら憑き物が落ちるように飽きるのは分かっているけど、それまでは止められない。むしろ止めたくない。飽きるまで楽しむ。ああ、これ好き、とかワクワクする気持ちになれるものに出会えること自体が、予想外だから貴重なんだな。自分で求めていけるものもあるけれど、そうでないものの方が多い。気になる!と思っても突っ走れない場合もあるけど、(特に相手が人間の場合は)音楽ならリスクもない。(でも、BTSのようなアイドルを好きになったりすると、ちょっと違うのかもしれない。活動停止の報道で魂が抜けちゃった人の話を聞く。そうなると疑似恋愛と疑似失恋みたいなものか?)

でも本当に不思議。本とか音楽の好みって、未だに自分でも明確に言語化できない。ゾクゾクする感覚が何から生じているんだか、私の脳のどこを刺激するから、それを良いと感じるのか。もうちょっと、いろいろなことを言語化する練習をしたら、それも表現できるようになったりするのかな。これは今後の課題かも。ちなみに、いま私がイヤーワーム中のアルバムはこちら。

ニュージーランドのアーティスト、ベイク(baynk)のアドレッセンス(adolescence 思春期)です。ただいまワールドツアー中らしい。

参考

baynk(ベイク)公式インスタグラム
baynk(ベイク)公式linktree(リンクツリー)

2 ((略式))イヤーワーム,耳にこびりついて離れない歌[曲]

“éar・wòrm”, プログレッシブ英和中辞典, JapanKnowledge, (参照 2022-07-13)

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