村上春樹から返信メールをもらったエピソードを聞いて、幸福のおすそ分けをもらったもんざです。りんさん、貴重なお話をありがとうございました。今回ご紹介いただいた本の共通点は「繫がり」でしょうか。
それぞれの本の3つのキーワード
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
あらためて皆さまからご紹介いただいた本と、それぞれの本の3つのキーワードを共有します。
- もんざ (主催者) 「分解の哲学――腐敗と発酵をめぐる思考」青土社 藤原 辰史 (著)
・積み木
・逆転のユーモア(汚物と食物の逆転)
・ほどくとむすぶ
わたしたちが生きる世界は新品と廃棄物、生産と消費、生と死のあわいにある豊かさに満ち溢れている。歴史学、文学、生態学から在野の実践知までを横断する、〈食〉を思考するための新しい哲学。
<内容:アマゾン商品説明より> 「NHK100分 de 名著 ボーヴォワール『老い』 2021年 7月」 [上野千鶴子著] (NHKテキスト)
- りんさん 「職業としての小説家 」新潮社 村上春樹 (著)
・マテリアル(素材)とヴィークル(文体)
・体感(実感)。自分の実感を信じる。実感にまさる基準はどこにもない。
・著者と読者の間の繋がり
いま、村上春樹が語り始める――小説家は寛容な人種なのか……。村上さんは小説家になった頃を振り返り、文学賞について、オリジナリティーについて深く考えます。さて、何を書けばいいのか? どんな人物を登場させようか? 誰のために書くのか? と問いかけ、時間を味方につけて長編小説を書くこと、小説とはどこまでも個人的でフィジカルな営みなのだと具体的に語ります。小説が翻訳され、海外へ出て行って新しいフロンティアを切り拓いた体験、学校について思うこと、故・河合隼雄先生との出会いや物語論など、この本には小説家村上春樹の生きる姿勢、アイデンティティーの在り処がすべて刻印されています。生き生きと、真摯に誠実に――。
<内容:アマゾン商品説明より> 「職業としての小説家 」新潮社 村上春樹 (著)
- にしやまさん「お金のむこうに人がいる――元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門」ダイヤモンド社 田内 学 (著)
・お金は増減せずに移動する
・社会全体の問題は、お金では解決できない
・「誰が働いて、誰が幸せになるのか」を考えることが重要
経済とは「誰が、誰を幸せにしているか?」を考えること。お金を取っ払って「人」を見れば、とたんに経済はシンプルになる。元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが「経済の原点」から徹底的に考えた、予備知識のいらない経済新入門。
「お金のむこうに人がいる――元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門」ダイヤモンド社 田内 学 (著)
- ゆりさん「「人的ネットワーク」づくりの教科書」東洋経済新報社 グロービス経営大学院 (著), 田久保 善彦 (監修)
・「志」「能力開発」「人的ネットワーク」
・発信
・ネットワーキング・レベル
「志」「能力開発」「人的ネットワーク」で成長を加速。ビジネスパーソン800人超の調査結果から得た知見から、人脈のつくり方、ビジネスへの活かし方を体系化。ネットワーキングの5つのレベルを上げていく方法が学べる。
<内容:アマゾン商品説明より> 「「人的ネットワーク」づくりの教科書」東洋経済新報社 グロービス経営大学院 (著), 田久保 善彦 (監修)
- なかむらさん「Principles: Life and Work」by Ray Dalio (著) Publisher : Simon & Schuster
・経営哲学
・ヘッジファンド
・意思決定
“Significant…The book is both instructive and surprisingly moving.” —The New York Times
Ray Dalio, one of the world’s most successful investors and entrepreneurs, shares the unconventional principles that he’s developed, refined, and used over the past forty years to create unique results in both life and business—and which any person or organization can adopt to help achieve their goals.
<内容:アマゾン商品説明より> 「Principles: Life and Work」by Ray Dalio (著) Publisher : Simon & Schuster
読書会のあとで、もんざが得た疑問
1.自分が発信をためらう理由を深堀しないのは、どうしてだろう?
2.自分が無自覚に眼をそむけているものは何だろう?
第132回ZOOMで読書会(2022年7月)
来月は7月30日(土)です。ご都合がよろしければ、ご参加いただけるとうれしいです。
目的:2022年6月~7月に読んだ本を1冊共有する
日時:2022年7月30日(土)AM8:00-9:30(JST)
場所:ZOOMオンラインミーティングルーム