8.1. ふとした気づき8. Trial&Error7. 学び Learning5. 発見 Insight 

Google翻訳で遊ぼう

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8.1. ふとした気づき
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ショッピングモールのお手洗いを利用した時に、トイレットペーパーが切れていたので、スタッフの人に声をかけました。すると「Sorry!〇〇〇!(タガログ語)」とのお返事が。謝られたことは分かったけど、〇〇〇!(タガログ語)の部分は意味が分かりません。気になったので、忘れないうちに慌てて、スマホのメモ帳に記録しました。「きたからん しんぽ」なんていう意味なんだろう?

入れ替えたり、切り離したりする

kitakaran simpo かなぁ?帰宅後にGoogle翻訳で調べてみました。左側(元の言語)をタガログ語、右側(翻訳したい言語)を英語に設定します。(日本語よりも英語の方が翻訳精度が高いと思われるため)

(元)kitakarang simpo → (英語へ翻訳)kitakarang simpo(変換できず)

翻訳できず。どこが違うのかなぁと考えて、丁寧語だと思われるpoを切り離し、区切りを変え、gを取って、RをLに変更してみたら、ようやく、それらしい意味が出てきました。

(元)kita ka lang sin → (英語へ翻訳)we just saw you(理解できる文章になった)

おそらく「いま、あなたがいることに気づきました、ごめんなさいね」みたいなニュアンスで、彼女は使ってたんだなぁと、ようやく理解できました。

考えてアレンジする楽しさ

語彙力がゼロだと、この方法で遊ぶのは難しいでしょう。でも、1,500語程度の基礎的な単語を覚えていたら、自分の頭で考えて工夫する必要があるので、他の言語でも、かなり良い学習法なんじゃないかな?(ちなみに、中学3年間で覚えなければいけない英単語は約1200語。2021年からは1600-1800語みたい)私のタガログ語の語彙力は、まだ1,670語ですが、なんとか解読できました。(Dropsというアプリで毎日コツコツ少しだけど楽しみながら覚えています。もうちょっとメジャーな言語だとDuolingoのほうが使いやすい気がします。タガログ語はDuolingoのレパートリー外。)

おさらい

Google翻訳を使って遊ぶ方法を整理します。

  1. 聞き取れたけど、意味が分からない日本語以外の一文をGoogle翻訳の左側に入力する
  2. 右側は英語または日本語など、自分が理解できる言語に設定する
  3. 右側に表示される翻訳を確認しつつ、左側の文字を調整する
  4. 右側に理解できる文章が表示されたらゴール

これ、母語じゃない言語でやりましたけど、母語でも同じかも。自分の知らない言葉をメモしておいて、辞書で調べるのと基本的には同じでしたね。「そっかー。そういう意味だったのかー。スッキリしたぁ」っていうアハ体験は気持ち良いです!ぜひ、楽しんでみてくださいね(^^)

参考

脳科学者・茂木健一郎の提唱で広まった言葉。新しいことを理解したり、ひらめいたりする体験。英語圏の人が、何かを思いついたときに“aha!”と発することから来ている。

“アハ体験[新語流行語]”, 情報・知識 imidas, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-04-09)

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