9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

ABD読書会で得た達成感

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
9. 読書会(勉強会)
この記事は約4分で読めます。

第128回のZOOM読書会まで、あと6日。やっつけ仕事だけど、異様な達成感を味わったもんざです。昨日のABD読書会は、7人でカーネマンの「ノイズ」(下巻)に取り組みました。

なぜ達成した感覚がこんなに強いのかな、と考えてみたのですが、英語版を読んでいたことも大きな理由かもしれません。邦訳kindle版だと上下巻合わせて4,158円ですが、原書kindleは1,430円。英語版が読めれば圧倒的にお得です。

またABD読書会の場合、プレゼンは自分の担当パートだけですが、他の方のプレゼンを聴いて1冊の内容をざっくり理解できます。四苦八苦しながら原書を少し読み、読書会の当日に全体像が分かって気分がスッキリ!たぶん、まとめにあたる最終章を担当したのも良かったのかも。

下巻から私が学んだことは、「判断の問題を一連の小さなタスクに分解すること」です。分解して検証することで、ノイズを減らし、判断の精度を上げられます。

Noise: A Flaw in Human Judgment (English Edition) 英語版  Daniel Kahneman  (著), Olivier Sibony  (著), Cass R. Sunstein (著)

序列を考えずには席に着けず、しゃべれない

さて、今月、私がご紹介する予定の「タテ社会の人間関係」です。今回は、3章「タテ」組織による序列の発達から、面白かったところを共有しますね。

私たちは序列の意識なしには席に着くこともできない(日本間のしつらえは、特に決定的な作用を果たしている)し、しゃべることもできない(敬語のデリケートな使用、発言の順序・量などに必然的に反映される)。

3章 「タテ」組織による序列の発達) 「タテ社会の人間関係 単一社会の理論」(講談社現代新書) 中根千枝 (著)

現代の家屋では、日本間はどんどん減っている気がします。私が子どもの頃は、床の間に掛け軸や生け花を飾り、仏壇で先祖を拝み、神棚に榊を飾ってたんですよね。
仏壇や神棚を持っている家庭って、いまは全国でどのくらいあるのか気になってきました。日本独特の文化が失われていくことで、こうした序列に関する意識も変化していくのかもしれません。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(4名)

  1. もんざ (主催者)  「タテ社会の人間関係 単一社会の理論」(講談社現代新書) 中根千枝 (著)
  2. Yoko3さん(紹介本を検討中)
  3. にしやまさん「おいしいニッポン 投資のプロが読む2040年のビジネス」 (日本経済新聞出版) 藤野英人  (著)
  4. えりさん「ノンフィクションはこれを読め! – HONZが選んだ150冊」(中央公論新社)成毛眞  (著)

共有予定の本

Amazon.co.jp

日本社会の人間関係は、個人主義・契約精神の根づいた欧米とは、大きな相違をみせている。「場」を強調し「ウチ」「ソト」を強く意識する日本的社会構造にはどのような条件が考えられるか。「単一社会の理論」によりその本質をとらえロングセラーを続ける。(講談社現代新書)

<内容:アマゾン商品説明より> 「タテ社会の人間関係 単一社会の理論」(講談社現代新書) 中根千枝 (著)
Amazon.co.jp

問題山積だからこそ、日本にはチャンスがいっぱい!さらば悲観論。20年後に明るい未来を迎えるための必読書。ロングセラー『投資家が「お金」より大切にしていること』の著者であり、「ひふみ投信」で有名なカリスマ投資家が説く、2040年のメガトレンドと成長ビジネス。

<内容:アマゾン商品説明より> 「おいしいニッポン 投資のプロが読む2040年のビジネス」 (日本経済新聞出版) 藤野英人  (著)
Amazon.co.jp: ノンフィクションはこれを読め! - HONZが選んだ150冊 eBook : 成毛眞: 本
Amazon.co.jp: ノンフィクションはこれを読め! - HONZが選んだ150冊 eBook : 成毛眞: 本

ノンフィクション書評サイト〈HONZ〉いち押しの150冊――『理系の子』『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』『さいごの色街 飛田』『ナチスのキッチン』『河北新報のいちばん長い日』『地球全史』『神は数学者か?』『スパイス、爆薬、医薬品』『江戸時代の天皇』『未来国家ブータン』などを網羅。これ一冊で《現代》がわかる!

<内容:アマゾン商品説明より> 「ノンフィクションはこれを読め! – HONZが選んだ150冊」(中央公論新社)成毛眞  (著)
タイトルとURLをコピーしました