ようやく最終レポートを提出して、ホッとしているもんざです。2021年に軽い気持ちで受講した「仏教と現代心理学」という講座をようやく修了しました。Courseraで提供されているプリンストン大学のオンライン講座です。
受講費用は、なんと!無料です。だから修了証などは発行されません。過去にいくつか有料講座も受講しましたが、「仏教と現代心理学」の内容の充実度はまったくそれらに見劣りせず、素晴らしいものでした。日本は大乗仏教ですが、ルーツとなる小乗仏教との違いも少し理解できました。
現代心理学の進化心理学的な視点から仏教の教義を分析してみる講義からを受けて、ダーウィンの「種の起源」を読みたくなったり。これまで興味を持っていなかった部分にも視野が広がったし、英語の長文を読むのも、少しだけプレッシャーが軽くなりましたね。
瞑想やマインドフルネスのパワーも科学的に理解できたので、今年は意識的に瞑想時間を確保する予定です。
進捗報告
さて、今月ご紹介するのは、こちら。戯曲です。
「シラノ・ド・ベルジュラック」 (光文社古典新訳文庫)ロスタン (著), 渡辺 守章 (翻訳)
全五幕のお芝居です。光文社版では、訳注が非常に充実しているので、読んでいると、本当にお芝居を観ているように思えてきます。フランス語からの翻訳ですから、日本語とはリズムも違うし、韻を踏むのも原作と同じ、というわけにはいきません。それでも、訳者の渡辺さんは、原文のもつニュアンスをどのように工夫して日本語に取り入れたかまで、丁寧に説明されています。きっと、それで舞台をイメージしながら、楽しく読書ができるんでしょうね。
第一幕 ブルゴーニュ座 芝居の場
第二幕 詩人御用達料理店の場
第三幕 ロクサーヌ接吻の場
第四幕 ガスコン青年隊の場
第五幕 シラノ週報の場
参加者(2名)
1.もんざ 「シラノ・ド・ベルジュラック」 (光文社古典新訳文庫)ロスタン (著), 渡辺 守章 (翻訳)
2.maruさん「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」かんき出版 グレッグ・マキューン (著), 高橋 璃子 (翻訳)
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。