こちらの記事を読み、初めてオープンダイアローグというケア手法を知りました。対話が癒しになる可能性については、自分の小さな取り組みでも実感できているのですが、きちんとしたケア手法が確率されていたんですね。
対話だけで精神疾患が改善 注目のケア手法「オープンダイアローグ」とは?
第1回 精神科医・斎藤環さんに聞くオープンダイアローグの基本的な考え方(日経Gooday 2021/10/1)
薬をほとんど使わず、対話の実践だけで統合失調症を回復に導くというオープンダイアローグの登場は、精神医療の世界に大きな衝撃を与えました。今では、様々な国に広がり、イギリス、デンマーク、ドイツなどでは、オープンダイアローグが公的なメンタルヘルスサービスに組み込まれつつあります。
第1回 精神科医・斎藤環さんに聞くオープンダイアローグの基本的な考え方(日経Gooday 2021/10/1)
どのような方法で対話をするのか、 日経Goodayの記事でも少しだけ書かれていますが、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)から「対話実践のガイドライン」をダウンロードすると、より具体的な内容を理解することができます。
「7つの原則」と「12の基本要素」が示されており、そこを理解することがスタート地点のようです。私の心にもっとも響いたのは「7つの原則」のうち、6番目「不確実性に耐える」でした。
- 結論を急がないこと
- すぐに解決したくなる気持ちを手放すこと
答えが出ない不確かな状態に長くとどまるのは、精神的につらいことですが、その状態に耐えることが重要だという点を肝に銘じる必要があります。この知識を得ることができただけでも、私にとっては第進歩です。もっと、じっくりとガイドラインを読んで理解を深めていく予定です。