「片隅の変人」って、どうやって見つけるんだ?と思ったもんざです。東洋経済オンラインの記事を読んで、はじめて ポジティブデビアンス(Positive Deviance, PD)という言葉を知りました。
問題を生みだす構造に注目し、問題があるにも関わらず、上手にそれを回避している「片隅の変人」を発見し、彼らを模倣することで、全体の問題解決へのみちすじを発見しようとする問題解決のアプローチです。
事例にとてもインパクトがありました。ボリビアで栄養失調が子どもたちに蔓延するなか、それを回避できていた家庭を調べたところ、全く変わったところはなかったのです。たったひとつ、母親がスープを良くかき混ぜて、鍋の底からすくったスープを子どもたちに与えていたということ以外は。
この母親たちは自分たちが特別なことをしているとは考えていませんでした。このエピソードを読んだことで、「見えているけれども、見えないものを探す」という思考の型がイメージできました。
Positive Deviance (PD) is based on the observation that in every community there are certain individuals or groups whose uncommon behaviors and strategies enable them to find better solutions to problems than their peers, while having access to the same resources and facing similar or worse challenges. ポジティブデビアンス(PD)は、すべてのコミュニティに、同じリソースにアクセスし、同様またはより悪い課題に直面しながら、珍しい行動や戦略によって問題のより良い解決策を見つけることができる特定の個人またはグループが存在するという観察に基づいています
The Positive Deviance approach is an asset-based, problem-solving, and community-driven approach that enables the community to discover these successful behaviors and strategies and develop a plan of action to promote their adoption by all concerned. ポジティブデビアンスアプローチは、資産ベースの問題解決型のコミュニティ主導型アプローチであり、コミュニティがこれらの成功した行動や戦略を発見し、関係者全員による採用を促進するための行動計画を作成できるようにします。
Positive Deviance Collaborative
Positive Deviance: 5 Examples Of The Power of Non-Conformity