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(まとめ④)2020年に読んだ本 10~12月

本よみました
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2020年にZOOM読書会で私が紹介した本は12冊。4回に分けて整理しました。今回は10月から12月分です。

10月 貨幣発行自由化論

「貨幣発行自由化論  改訂版――競争通貨の理論と実行に関する分析」フリードリヒ・ハイエク(Friedrich Hayek) (著), 村井 章子 (翻訳) 日経BP

第108回の読書会では、かなり頑張って、ハイエクの本を選んでみました。読んでいる途中からハイエクの経済学者としての熱い理念と挑戦する姿勢がどんどん伝わってきました。

1.なぜ、その本を選んだのですか
私は、ユニバーサル・インカムと電子通貨、ビットコインなどに関心があり、通貨について考えたり調べたりしているのですが、その時にハイエクの名前とこの本がよく引用されているため、ずっと読みたいと思っていたから。

2.その本から何を得ましたか
当たり前だと思っていることを疑問視する姿勢
正しく反論する方法

3.その本のキーワードを3つ教えてください
★貨幣発行独占権(政府による独占は害悪をうむ)
★一国一通貨制度(必須というのは思い込み)
★自由貨幣運動(19世紀の自由貿易運動に匹敵する)

11月 社会契約論

「社会契約論/ジュネーヴ草稿」 ルソー (著)(光文社古典新訳文庫) 

第109回の読書会は、頑張ってルソーにチャレンジ。ルソーは、めちゃめちゃカッコいいことを論理的に書きつつ、ユーモアと皮肉も効いてます。自分も、そういう文章がいつか書けるかな、と思いながら読んでました。

1.なぜ、その本を選んだのですか
本当は、アダム・スミスの「国富論」が気になっているのですが、値段も高いしボリュームもかなりあったので、ほかの古典を探すことにしました。候補本の一冊であったルソーの社会契約論は、サンプルをダウンロードして読み始めたら、以下の3点で気に入ったので、決めました。
・なぜこのテーマで自分が語る必要があるのかを述べたルソーの言葉がめちゃくちゃカッコよかった(君主でも政治家でもなく、ただの一市民であり、主権者の一人だからこそ書くのだ)
・読了時間7時間と表示されていた
・タイトルページに「アエネイス」の言葉(対等なる条件の契約を提案せむ)が引用されていた(アエネイスは近々読みたい)

2.その本から何を得ましたか
どうしてフランスが「自由・平等・博愛」の次に「政教分離」と「公民教育」に力を入れているのか、良く分かりました。

3.その本のキーワードを3つ教えてください
★主権在民
★平等
★一般意志

12月 パチンコ

「パチンコ」ミン・ジン・リー (著), 池田 真紀子 (翻訳)(文春e-book) 

第110回の読書会では、私には珍しく小説を共有しました。英語版kindle本とオーディブルを併用して何とか読了したものの、消化不良気味だったので、他の方に内容を説明することで理解度を上げたかったのでした。

近現代史のおさらいにもなりました

1.なぜ、その本を選んだのですか
偶然読んだ書評が面白く、サンプルをダウンロードして読み始めたら、珍しく飽きずに続きが読みたくなったから。

2.その本から何を得ましたか
夫婦愛も、親子愛も、相互に理解しあうことの難しさ。
見返りを求めず与える愛を貫く人の強さ。
夢を描くことがもたらす幸福感と生きる力。
他人を赦して事実を認めることのむずかしさ。

3.その本のキーワードを3つ教えてください
★質実剛健
★感謝
★愛

2年前に米国でかなり高評価された小説です。個人的には、文学的な完成度の高さよりも、著者の社会学的なアプローチが他者と異なっていたことへの評価なのかな、って感じました。(韓国系日本人について英語で書かれたものが少ないから)

貨幣発行自由化論 改訂版――競争通貨の理論と実行に関する分析
以下は、齊藤誠・名古屋大学教授の解説から――。 「こうして書いてくると、勘の...
社会契約論/ジュネーヴ草稿 (光文社古典新訳文庫)
「ぼくたちはルソーの語る意味での主権者なのだろうか、それともルソーが嘲笑し&...
パチンコ 上 (文春e-book)
全米図書賞、最終候補作。 四世代にわたる在日コリアン一家の苦闘を描いて全世界...
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