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歴史観を調べてみた

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ふりかえり
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最近になって、しっかり頭に叩き込んでおかないとダメだよな、と思ったのが歴史観の話でした。歴史って、ひとつじゃないんですよね。

歴史好きな人からすれば、何を言ってるんだ?って話でしょうが、私は学生時代から、歴史の勉強が苦手だったので、教科書に書かれたことや、先生の言うことを、ぼんやりと聞き流していただけ。

人生の折り返し地点を過ぎてようやく、少し歴史を勉強することの大切や面白さに気づいてきたところなのです。自分の人生を他人に搾取されず、自由に生きるためには、歴史についての知識も必須なんだなって。

歴史は時代と地域で異なる

ちなみに歴史観とは、過去の歴史的な事実について、何らかの統一的な解釈や評価を行って、その事実を解釈していくことで、時代や地域によって傾向が異なるし、歴史家によっても違ってくるんです。(知らなかった。。。)

歴史観:それぞれの歴史家がもっている人間観、社会観、国家観、道徳観、宗教観、文化観、世界観などの違いからくる史実の解釈の相違は、容易に一致させることができない。歴史家が自己の立場から事実をどう解釈するかは自由であって、その解釈が史料によって実証され、論理的に整合する限り真である。歴史の真実はただ一つではない。しかしある時代に多くの人がほぼ共通にもっていた歴史観はある。古代ギリシアの循環史観、中世キリスト教の救済史観、近代啓蒙(けいもう)期の進歩史観、19世紀のナショナリズム史観などである。これによって史学史が形成される。

“歴史観”, 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-12-05)

循環史観、救済史観、進歩史観、ナショナリズム史観など、初めて知る言葉ばかり。ニッポニカには書かれていなかったけれど、下降史観というのもあります。

循環史観=運命のままに悲喜劇を繰り返すもの(歴史における進歩や発展という観念はない)
救済史観=歴史は神による救済の歴史である(キリスト教の聖書などに見られる)
進歩史観=時代が進むにつれ科学や人間は進歩する
目的論的発展史観=人間にとってただ一つの普遍的な世界史があり,それは精神(理念)や人間性などの開花完成に向かって進歩発展するものと考える
下降史観=世界は滅亡に向かっているという視点
ナショナリズム史観=? 

唯物史観:マルクス・エンゲルスが創始し、レーニンによって発展させられた社会観・歴史観。社会の諸現象の成り立ち方、つながり方、発展の仕方を、弁証法的唯物論の立場から説明したもの。社会の政治的・文化的特徴は根本的には生産様式に規定されており、生産様式は生産力の発展に照応して変革され、この変革によってやがて新しい政治・経済構造の社会が形成されると説く。

“ゆいぶつ‐しかん[‥シクヮン]【唯物史観】”, 日本国語大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-12-05)

末法思想:釈迦の入滅後、仏教は正法・像法・末法の三時を経過して衰滅するという思想。下降史観、終末観の一種。

“まっぽうしそう【末法思想】”, 国史大辞典, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-12-05)

いったいどれだけあるんだろう。。。?百科事典で調べていても、堂々巡りしている気がする。
どこかに、もっと整理された情報があったりするのだろうか。

こういう歴史観って空気みたいに形成されていっちゃうもの?よくわかんないな。

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