日本では2024年8月1日(木)に公開予定のディズニー&ピクサーのアニメ「インサイドヘッド2」ですが、フィリピンではもう公開されているので、6月15日(土)に観てきました。映画館は親子連れでいっぱいでした。【注:この先、ネタばれがあります】
ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』公式サイト|映画|ディズニー公式
あらすじ
中学最後の女子アイスホッケーの試合を勝利で飾ったライリーは、高校の女子アイスホッケーチームの監督から合宿に誘われて有頂天。同級生で親友のチームメイト2人と一緒に、ライリーの両親が運転する車で合宿へ。ところが、同じ高校へ行くものとばかり思っていた二人は、ライリーとは別の学校に進学することが車中で分かってしまい、ライリーは落ち込みます。
ちょうどその頃、ライリーの頭のなかでは、Joy, Fear, Anger, Sadness, Disgustの五つの感情が、Anxietyをリーダーとする新しい4つの感情(Anxiety, Envy, Ennui, Embarrasment)に司令塔を乗っ取られるという事態が発生して、大混乱になります。
詳細
Director | TITLE | YEAR | GENRE | TIME | SCORE(IMDb) |
ケルシー・マン(監督) Kelsey Mann(Director) | Inside Out 2 | 2024 | Animation, Adventure, Comedy | 1h36min | 8.0/10 |
前作と同様に評価は高いですね。(ちなみに前作のスコアは8.1/10)
感想
友人が前作を絶賛していたので、前作を観ていないのにも関わらず、観に行きました。結論としては、思春期前の親子で観に行くのには、ピッタリの啓蒙映画かな、という印象です。
子どもから大人への過渡期にあたる中学生が体験する危機的な変化と、自我の崩壊と再生を1時間半で表現しており、感情を擬人化して描くという視点は、とても斬新です。どのキャラクターも味があるのですが、一番かわいいなと思ったキャラクターはEmbarrasmentかな。身体は大きいけど、すぐに恥ずかしがって真っ赤になった顔を隠して床にうずくまる様子は、まさに「恥ずかしがる」という感情を体現していましたよ。
ただ、物語を先に進めるために、主要メンバー以外について、強引なキャラクターづくりをしている点については、個人的には笑えなかったなぁ。ライリーの頭のなかの話だから、結局のところ、なんでもありなんでしょうが、それにしても、もうちょっと工夫できたんじゃないだろうか。米国人の子どもには大爆笑なのかな。そのため、私の本作品への評価は6.0/10です。
それにしても、どうして一般の評価がこんなに高いのか、気になるところです。
参考
How to Watch ‘Inside Out 2’: Is the Pixar Sequel Streaming?
ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』公式サイト|映画|ディズニー公式
Is There An End Credit Scene in ‘Inside Out 2’? What To Know