佐藤優さんの講義を受けて、守破離の重要さを再確認したもんざです。
私は「読み解く技法」教室という佐藤優さんのオンラインセミナーを受講しています。
佐藤さんが指定する課題本(古典)を受講者が一緒に読み進めていくスタイルです。
現在はダンテの「神曲 煉獄編」が課題本で、これについて佐藤さんが出した課題で簡単なレポートを書いたりしてます。講義は内容の読解と共に、合い間に受講者レポートの講評や、受講者からの質問への回答、時事ネタに関する意見なども聴けます。だから、意外と読解は進まないんですよね(笑)
今月は特に、受講者のレポート内容に踏み込んだ個別のアドバイスが多かったのです。
これまでも何度か言われているのですが、改めて守破離を意識することを諭されました。
★守破離:まずは型を覚えることから始める
守:百科事典をひいて書き出してみる
破:別の流派を調べる
離:自分の考えを述べる
守破離:剣道や茶道で、修業上の段階を示したもの。守は、師や流派の独自な教え、型、技を確実に身につける段階、破は、他の師や流派の教えについて考え、良いもの、望んでいる方向へと発展する段階、離は、一つの流派から離れて、独自の新しいものを確立する段階。
“しゅ‐は‐り【守破離】”, 日本国語大辞典, JapanKnowledge, , (参照 2020-08-20)
先人の知恵と知識のうえに積み上げられた意見や考えでなければ、「独創的」とは言えず、単なる「でたらめ」になる。まずは、しっかり基礎を固めましょう、と、耳にタコができるほど言われています。
そんなわけで、私は世界史や数学を学び直したり、オンライン百科事典を使ったりはしているのですが、なかなか成長は目に見えませんね。いつか、もっと自分自身が納得できて満足できる文章が書けるようになったらいいな、と思っています。