COVID-19の簡易抗体検査を受けたもんざです。
会社の指示で受けたのですが、検査もあっという間、結果もあっという間に出て驚きました。指先を針で刺して、血液を採取して検査する方式です。
帰宅してから、気になって調べたのですが、おそらく、SD BIOSENSOR社のstandard Q covid19 IgM/IgG DUO Testキットを使ったものではないかと思われます。
大宮エヴァーグリーンクリニックさんのサイトに出ていた抗体検査の流れを2分で説明します、という動画が、まさに、ドンピシャな感じだったので。
ちなみに結果は、陰性。ポジティブじゃなくて、とりあえずはホッとしました。
引き続き、三つの基本、運動・栄養・睡眠を意識して免疫力アップを心がけます!
さて、私は、こちらの本を共有させていただく予定です。
「善の研究」 西田 幾多郎 (著)
「NHK 100分 de 名著 西田幾多郎『善の研究』」 講師:若松英輔
「『善の研究』を読むのも、聡明な、敏い、誤りのない人間になるためではありません。世の中から見たら愚かに見えるような道を、愚直に歩けるようになる糸口を見いだすことができればと願っています。そして、『善の研究』を読み進めながら、世にいわれる西田幾多郎像の再確認ではなく、「私の西田幾多郎」に出会い、対話を深めてください。名著を読む、真の意味は、言葉という扉を開け、書き手と時空を超えて対話することにほかならないのですから」
「NHK 100分 de 名著 西田幾多郎『善の研究』」 講師:若松英輔 はじめに 名著を読む真の意味
この若松さんの意見に心から賛同しました。古典や名著を時間をかけて読み解く醍醐味は、いかに生きるか、みたいな深くて答えのでないような問題に自分なりのアプローチを見つけるためなんですよね。
短時間で読めるノウハウ本から得られる対処療法は、それこそ簡易検査みたいなもので、サクッと分かった気にさせてくれるけど、問題の根本的な解決策や深い洞察までは導いてくれません。
対して、古典や名著は、食事療法や運動療法などによる生活改善みたいなもので、時間はかかるかもしれないけれど、自分自身の抵抗力や基礎体力を上げる根本的な考え方のようなものを伝授してくれるから、自ら考え、行動する力を養ってくれる気がします。
若松さんのような方が、100年以上前の文化や、当時著者の置かれていた状況などを、解説してくださることによって、 こんなふうに過去の偉人と読書を通じて直接対話する楽しみを味わえるのは幸運だな。大学に行って勉強するようなことも、こうしてひとりでも学べるのはありがたいことだな、と思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。