どうしたら、きちんと自己認識ができるようになるのかな、と思うもんざです。
1年ぶりに、ターシャ・ユーリックの「インサイト」を読みました。
自己認識(セルフ・アウェアネス)とは、要するに自分自身のことを明確に理解する力—自分とは何者であり、他人からどう見られ、いかに世界へ適合しているかを理解する能力だ
(「インサイト」ターシャ・ユーリック著)
私たちは、自分のことは自分がいちばん良く分かっていると思っていたりするのですが、実はそれ、勘違いなんです。自己評価ではなく、他者が自分を見ているか、それを知る努力をしない限り、自分の人生も他人の人生も、より良いものにすることは困難でしょう。
さて、私は、こちらの本を共有させていただく予定です。
「善の研究」 西田 幾多郎 (著)
「NHK 100分 de 名著 西田幾多郎『善の研究』」 講師:若松英輔
我々が実在を知るというのは、自己の外の物を知るのではない、自己自身を知るのである。
(「善の研究」第三編 善 第十三章 完全なる善行)
私たちは、ありのままに、物事をみることができません。
色々なバイアスがかかってしまうし、色々な思考や感情というフィルターを通して考えているからです。
そして問題なのは、フィルターやバイアスなどの眼鏡を通してみていることに、私たち自身が無自覚だ、という点です。
だから、それを全部とっぱらって、裸の目で眺めることができたら、真の自己に出会うことが可能になります。
そのためには修業が必要なんですけどね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
共有予定の本・関連図書など
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