YouTubeは面白くて役立つコンテンツが多いから、視聴時間を管理すべきだな、と感じるもんざです。
SNSもそうですが、情報をインプットするものは本当に要注意ですね。油断すると、ものすごく自分の時間を奪われます。私は、インプット(受動)とアウトプット(能動)の時間配分を同じくらいに保ちたいんですが、どうしてもインプットに偏りがちなのが悩みです。
- インプット(受動的):読む、見る、聞く
- アウトプット(能動的):話す、書く、作る
みなさんは、どんな工夫をされているのでしょうか。
良かったらお知恵をいただけるとうれしいです。
さて、今月わたしは、こちらを読んでいます。
第5章 ビジネスモデルをハックする
ブロックチェーンによって外部との取引コストがどんどん安くなれば、大きな企業を維持することはまったく割に合わなくなる。企業は最小限まで縮小し、最後にはソフトウェアと資本だけが残るかもしれない。
(Part2.ブロックチェーンは世界をどう変えるのか 第5章 ビジネスモデルをハックする オープンネットワークと自立分散型企業)
この章では、未来の企業を4つのモデルで解説しています。
未来型企業モデルのマトリックス
【複雑さ×自動化】
低↓×低↓:A)スマートコントラクト⇒強制力を持った自動実行型の契約(利点:詐欺行為の防止、取引コスト削減)
高↑×低↓:B) オープンネットワーク型企業(ONE)⇒A)の複雑な組み合わせ
低↓×高↑:C) 自律エージェント⇒高度な人工知能
高↑×高↑:D)自立分散型企業(DAE)⇒ホラクラシー
自動化 | 自動化 | ||
低 | 高 | ||
複雑さ | 低 | A) | C) |
複雑さ | 高 | B) | D) |
ここではメリットばかりが提示されていますが、解決すべき課題は第10章でまとめて取り上げられています。引用した部分に関してのデメリットは、雇用機会が減少することでしょう。
アマゾン、アップル、Facebook、Googleなどの現代の巨大企業をみれば分かるように、ブロックチェーンによらずとも、企業利益の大きさと雇用数の多さは全く関係がなくなっているし、テクノロジーの進歩はますます雇用を減少させるはず。
著者は、この点について、ブロックチェーンを活用できれば、個人が起業しやすくなるから、貧しい地域から、数億人のマイクロ株主が登場し、経済活動が盛んになるかも、と楽観的な視点も読者に示しています。
2011年4月にYouTubeのパートナープログラムが開始されたころは、YouTuberという職業は想像もできませんでしたよね。5年後、10年後に著者が示した未来が実現していないとは言い切れないでしょう。
さて。現在の読書会への参加予定は8名です。
参加者(8名)
- もんざ 「ブロックチェーン・レボリューション」
- にしやまさん「業務デザインの発想法」
- 木村さん「アフターコロナ 見えてきた7つのメガトレンド」
- じょあんなさん「見た目を磨くとすべてがうまくいく!」
- Treeさん
- Sayerさん「砂の女」 (Woman in the Dunes)
- Yoko3さん
- りんさん
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。