9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム2. 益 Useful

読書会まで10日 トンネリング

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9. 読書会(勉強会)
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なんでこう、わたしは振り返りが苦手なんだろうな?と不思議なもんざです。
第一四半期が終わったので1~3月の振り返りをしなきゃいけないのですが、四月も半ばになるというのに、中途半端なところまでしかできていません。

時間がない、ってわけじゃないんです。
やってると、過去の記憶を辿っている間に、つい別のことを始めちゃうんですよね。
本を処分しようと考えて、書棚の整理を始め、でも気づいたら本を読みふけっていた、みたいな感じかも。
困ったもんだ。


さて、課題です。わたしは、こちらを読んでいます。

Upstream: The Quest to Solve Problems Before They Happen (English Edition) Kindle版Dan Heath (著)

「The psychologists Eldar Shafir and Sendhil Mullainathan, in their book Scarcity, call this “tunneling”: when people are juggling a lot of problems,  they give up trying to solve them all…How do you escape the tunnel? You need slack. Slack, in this context, means a reserve of time or resources that can be spent on problem solving…They’ve each, in their own way, had to address seven key questions, ranging from: “How will we unite the right people ?” to “Who will pay for what does not happen ?” 心理学者のエルダー・シャフールとセンディル・ムッライナタンによる著作「欠乏の行動経済学」では、これを「トンネリング」とよぶ。たくさんの問題を、ああでもないこうでもないと、ぐるぐる考え続けている人たちは、問題解決をすべて放り投げてしまう。(中略)トンネリングを避けるにはどうしたらいいのか。ゆとりが必要なのだ。ゆとりとは、時間やお金、資材、人材などの予備を保つことであり、それが問題解決に費やせる時間になる。(中略)それぞれが、独自の方法で自らの課題に対して、次章(第5章)から第11章までの7つの重要な質問への対応を考える必要がある。「適切な人びとをどのように団結させるか?」(第5章)~「みえない問題の解決に誰が支払うのか?」(第11章)」

(Chapter4: Tunneling トンネリング)

「欠乏の行動経済学」懐かしいです。これ、邦訳のタイトルは「いつも時間がないあなたに」が大きく書かれていて、小さく「欠乏の行動経済学」って書いてあるんです。

日本では2015年出版だから5年前。個人的には、あれもこれも、と欲張るのを止めたほうがいいのかも、と気づき始めたころで、そこから、少しづつゆとりを取り戻していった気がします。

「ゆとり」のが重要だって、日本の人たちはよく分かっているはずなんですよね。時間を守ること(5分前行動みたいなの、子どもの頃から仕込まれますよね)、貯金をすること(世界各国と比較して貯蓄率たかいですよね)、どちらも問題を未然に防ぐためのUpstreamだと思います。

あとは、「頭で分かっているけどできない」みたいなことを、どうやって解決するかってことです。

私が、時間的なゆとりがあるにも関わらず、なぜ、第一四半期レビューができないのか。この第一四半期レビューは、2020年の年間レビューをスムーズにするためのUpstreamなのに!トホホです。。。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

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