公園でお花見しながら、ビリンバウを弾いていたら、10人くらいに話しかけられて、
面白かったもんざです。
ビリンバウというのは、ブラジルの格闘技カポエイラで使用する一弦の楽器です。
左手の小指、薬指、中指。この3本で楽器を支えるので、慣れるまでは、
小指がちぎれそうに痛いのです。
昨日は、埼玉県の川口駅西口公園でお花見がてら楽器練習をしました。
桜は2分咲きでしたが、たくさんのお花見客がブルーシートの上で、
歓談していました。
私も友人と空いているベンチに腰掛けて、飲んだり食べたりしながら、
ビリンバウを弾きつつ、カポエイラの歌を歌っておりました。
でもちょっと弾いていると通りかかった人が不思議そうに立ち止まって、
思い切ったように話しかけてくるんです。
「あの・・・、それって何ていう楽器ですか?」
おじいさん、おばあさん、子ども連れのお母さん、中年の女性、若い男性など。
「これは、ブラジルの楽器なんですよ。ちょっと弾いてみますか?」
「うわー。けっこう難しいんですね~」
こんな会話を5回以上繰り返し、弾き方をレクチャーしてました(笑)
春の陽気に誘われて行った公園でしたが、ビリンバウのミニ体験会を開催して、
いろいろな方とお話できた楽しい休日でした。
お花見している人たちって、気持ちがぱーっと明るくなっているせいか、
積極的にこちらに近づいてくる気がします。
まぁ、逆の立場だったら、間違いなく私も質問しているでしょうけれど。
自分が何かしら楽器を演奏している人ほど、興味津々でした。
確かに、この楽器とアクロバティックな動きがどう繋がるのか、
見たことがない人にはイメージできないよなぁ・・・
来週もお天気が良かったら、今度は楽器だけじゃなくて、動きも一緒にやって、
ちゃんとカポエイラを宣伝できるといいな、と仲間同士で話しました。
チラシも作ろうかな~♪
さて。遅くなりましたが、ようやく、サポートメールで紹介された本を読みました。
「小さく賭けろ!」ピーター・シムズ著
“Little Bets —How breakthrogh ideas emerge from small discoveries”
By Peter Sims
第4章の「遊びの天才」を読んで、またひとつ気づきがありました。
ジャズで即興演奏する人は、脳の「自己規制」や「自意識の自己監視」に関わる、
全島前皮質の活動を停止しており、そのため、のびのびと創造的な精神状態を引き出せる、
というのです。
これは、子どもたちが脳の自己規制能力が十分に発達していないために、
時々、とても突飛だけど創造的なことをする、ということに似ているとか。
他人の批判や自己検閲でアイデアの芽がつぶれないようにするためには、
遊び心をもち、気楽で、ユーモアあふれる環境を作ることが重要なのです。
昨日のカウントダウンメールで、自分の本番力がないこと愚痴っていた私ですが、
私が失敗する原因は、自己検閲なのか、と思い当たりました。
第2章の「成長志向のマインドセット」でも、がが~~んと頭を殴られました。
以前、課題図書にもなった「やればできる!の研究」という本の内容が引用されています。
P.67の図がとても分かりやすく、脳にイメージが焼き付きました。
私は「固定的マインドセット」の傾向が強いことも、失敗の要因になっている、と気づきました。
これを何とか「成長志向のマインドセット」に変えて、困難に直面してもくじけずに努力し続けて、自分の意志の力を信じられるようになりたいなぁと。
そして、来月の課題本である、森永さんの本を図書館で借りようと思ったら、
なんと、予約待ちが10人以上!
大人気ですね。でもまぁ、この本じゃなくても、森永さんの本なら、
同じような内容ではないかと当たりをつけて、別の本を借りて読むことにしました。
「庶民は知らないアベノリスクの真実」2013年7月出版
「経済ニュース 見方を変えればこんなに儲かる」2013年3月出版
「庶民は知らないデフレの真実」2012年3月出版
この3冊なら、図書館ですぐに借りられます。それにしても、「超貧困時代」が2014年2月の出版だから、森永さんって1年間に3冊も出版してるんですね。タイトルだけ見ていると、2012年3月の本と2013年7月の本の内容はほとんど同じなのではないか、という気がするのですが・・・
この3冊を比較しながら読むと色々質問が思いつきそうで、楽しみです。
お花見ビリンバウにTRY
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