1. Zoom読書会課題図書

19/02/20(水)読書会 まで3日

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フィリピンの国立博物館は入館料を無料ではなく有料にすればいいのに、と思うもんざです。
なぜ、そんなことを考えたのか。実は行ってみたいと思って公式ウェブサイトとFacebookページを見て衝撃を受けたからです。
■The National Museum
■Facebookのフィリピン国立博物館公式
国立博物館の公式サイトなのに、マップが2014年2月からComing Soon!って、お金かけなさすぎ。
そしてFacebook公式サイトでは求人情報をどんどん掲載されています。
公式サイトじゃなくて、Facebookで求人しているのも驚きですが、そこに表示されていた月給をみて、さらに衝撃をうけました。
ちなみにこんなかんじです。(換算レートは2019年2月19日現在)
ATTORNEY II(弁護士)
Salary/Month: P 40, 637.00(86,144円)
MUSEUM TECHNICIAN II(技術者)
Salary/Month: P 16, 758.00(35,524円)
ARTIST ILLUSTRATOR II(イラストレーター)
Salary/Month: P 16, 758.00(35,524円)
ADMINISTRATIVE AIDE V (PAINTER II, CARPENTER II)(総務補助)
Salary/Month: P 14, 007.00(29,693円)
SECURITY OFFICER II(警備)
Salary/Month: P 30, 531.00(64,721円)
この方たちのお給料は、税金のみでまかなわれているのでしょうか。
入館料を徴収すれば、もうちょっとお給料も上げられるし、公式サイトのアップデートも随時できるようになるのでは。
ちなみに東京上野の国立博物館の入館料は常設展のみならば、この価格です。
一般620(520)円、大学生410(310)円 ※()は団体料金
企画展だと内容にもよりますが、約1800円くらいで、映画を1本みるくらいの値段だったような記憶があります。
フィリピンで映画を1本みる値段が約300ペソです。
入館者数が年間どのくらいか、数字を見つけることができませんでしたが、所蔵品・建物のメンテナンス、そこで働く方たちのお給料を考えたら、入館料を無料にする必要はないと思うのです。
デンマークのコペンハーゲンで国立美術館を訪れたとき、入館料が無料だと知って、さすが税金が高くて高福祉の国は違うなぁ、と感銘を受けていたのですが、日本ですら有料なのに、フィリピンで無料って、どう考えてもおかしい。
フィリピン人は無料にしても、外国人は300ペソとか入館料を絶対にとるべきだと思う。
そう考えてネットで情報を探していたら、無料になったのは2016年7月1日からで、それまでは、大人150ペソ、高齢者120ペソ、学生50ペソだったそうです。税金の使い方を間違っているような気がする。。。
個人的には、そりゃ無料で見学できるのは、とてもありがたいと思うけれども、働いている人のお給料や公式サイトの停滞具合を知ると、組織が適切なバランスで運営されていくしくみが整っていないことには不安を感じるんですよね。
私の知識不足による単なる杞憂だったらよいのですが、こういう収支バランスの感覚が不足していることが、この国におけるそのほかの問題も引き起こしているのではないか、という気がしてなりません。
さて、課題です。
Ooiさんとゆりさんからプレゼン予定の本について、お知らせいただきました。
ネットで両方の著者の公式サイトをみたり、TEDtalksを見たりしていました。
TEDの動画は、私の心が少し疲れていたので、ずいぶん癒されましたね。
こんなふうに、新しい知識が得られるのは非常にありがたいことだなぁと思っております。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
明日もよろしくお願いします。
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