もうひとつ、銀行の口座をつくるのも時間がかかりそうだなぁと思うもんざです。
1月末にようやく1年のワーキングビザの許可がとれたので、会社指定のPNB(フィリピン・ナショナル・バンク)で口座の開設手続きをしたのが2月4日です。
だいたい2週間くらいでATMが使えるようになるときいたのですが、まだ銀行から連絡がありません。
月末までにアカウントができてくれば、ようやくお給料の現金手渡し生活から、さよならできます。
(封筒に入った札束をもらうって昭和初期みたいなノスタルジックなムードがあるので、それがなくなるのは、ちょっと寂しい気もしますが)
ただ、英会話のレッスン中に先生に、どこの銀行を使っているかを質問したら、BDO(バンコ・デ・オロ)がいいよ、と教えてもらいました。
クレジットカードは持たず、デビットカードだけを使用し、2つの銀行でネットバンキングを利用しているとのこと。
もし、1つのカードが盗まれたり、トラブルに巻き込まれたら、すぐに資金を移動して不正使用を止める準備があると教えてくれました。
わたしも、これから国内旅行をするために、先生のスタイルを真似しようと思っています。
PNBは同僚に付き添ってもらって、口座開設手続きをしたのですが、BDOは、ひとりで頑張るつもり。
そんなわけで、BDOの窓口で長距離バスのチケット代を振り込んできたのですが、平日のランチタイムに行ったので40分くらい順番を待ちました。
窓口のお姉さんが親切だったので、癒されましたが、並んでいるあいだ、ネットバンキングが使えたら、お客も、こういうムダな時間もなくなるし、行員もよけいな仕事をしなくても済むだろうに、などと考えておりました。
「ファクトフルネス」7章のDestiny Istinct では、人種や性別、文化によって、人は偏見をもつという事例が紹介されています。
このような偏見や思い込みを解消する手段のひとつとして高速インターネットを安価に利用できる仕組みをつくることが有効だと思うのです。
高速インターネットが、だれでもローコストで利用できるようになったら、フィリピンに限らず、どんな国もサービスのしくみや、雇用環境も激変するでしょう。
鉄道や道路の整備も必要だけれど、もっとも重要なのは、そこじゃないかな、と考えております。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。