課題図書1. Zoom読書会

19/02/17 (日)読書会まで6日

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突然、映画を見たくなって「アリータ」という映画を土曜の午後に近所のシネコンで見たもんざです。
裏事情なのですが、このカウントダウンコラムは、前月分を複写して上書きして原稿を作っているのです。
だから1月の読書会の6日前にあたる、一月十七日のカウントダウンコラムを、私は必然的に読み返すことになるわけです。
そこで私は「マルクスとエンゲルス」という映画についてコメントをしていて、その映画監督のインタビュー記事のリンクをつけていました。
たまたま、そのウェブサイトに「女王様のお気に入り」という映画のレビューがあり、興味を惹かれて1分くらいのトレイラーを見たんですよね。
「面白い!見に行こう」とせっかく決めたのに「女王様のお気に入り」(原題the favorite)は2/20(水)から劇場公開で、がっかり。
でも、すっかり映画を見たいモードになっていたので、現在公開中の映画をチェックしたら、アリータを見つけた、というわけです。
以下は映画の内容に関する私の意見なので、余計な先入観なしで「アリータ」を観たい方は読まないでください。
何にも深く考えず、漫画を原作にしてCGを駆使して作ったアクション映画だと思えば、ドキドキしながら2時間楽しめるでしょう。
小学6年生くらいの可愛い少女アリータが、バケモノみたいなアンドロイドやごっつい筋肉隆々の殺し屋を素手で軽々とやっつけるアクションシーンを見ていると、確かに気分がスカッとしました。実際の人間ができる動きではありませんが、あんなふうに動けたらどんなスポーツをするのも楽しいだろうなと想像もしました。内容としては、そうだなぁ、2019年の新作映画というだけで、映画の歴史に残るレベルではない作品だというのが私の意見です。映画の序盤から1982年に公開されたブレードランナーを彷彿とさせるので、ブレードランナーを見たことがある人は確実に両方を比較するでしょう。そうすると、アンドロイドの悲哀とか、生命倫理の問題への踏み込みんだ描き方については、今から37年前(1982年)の作品であっても、ブレードランナーに軍配を上げざるを得ないと思います。
■Alita: Battle Angel (2019)
そういえば、ブレードランナーはフィリップ・K・ディックの傑作SFを原作にしているんですよね。
これも、私の中では読まなきゃいけない本の1冊でした。映画「アリータ」を見たおかげで思い出すことができました!(4月までには読みたいな)なんだかフィリピン生活は、SFと相性が良さそうな気がします。最先端と再貧困、快楽と恐怖が同時進行している混沌が共存している世界を描くと不条理な感じになってSFっぽくなるのかなぁ。
■アンドロイドは電気羊の夢を見るか? Kindle版
フィリップ・K・ディック (著)
さて、課題です。私は「ファクトフルネス」を読んでいます。「アリータ」という映画にからめて、課題本の内容を考えると、第4章の「The Fear instinct」が思い出されます。「人間は恐怖を現実以上に増幅させてしまう。それが判断を誤らせるから落ち着け」というのが著者のアドバイスです。逆に考えると、恐怖や憎悪、喜びや悲しみという感情があるから人間らしい、ともいえることに気づきます。映画「アリータ」の主人公であるアンドロイドのアリータは、怒り、喜び、悲しみを表現していましたが、彼女の恐怖は物語中に描かれていなかったように思います。そりゃ、戦闘用に作られたアンドロイドが、人間のように恐怖を感じていたら、戦えないですものね。(アリータは、恐怖よりも怒りを原動力にして動いていました)
人間が、必要以上の恐怖を感じないようにして、冷静に状況を判断できるようになるためには、経験値を上げるしかないですよね。。。
yokoさん、かやぱんさんからお申込みがあり8名になりました。
かやぱんさんは、秋葉原勉強会でバレンタインチョコを差し入れしてくださったとき以来かも?
久々にご参加いただけて、うれしいです。ありがとうございます。
みなさま、ご紹介いただく予定の本をGoogleドキュメントに入力するか、投稿にコメントする形でお知らせくださいね。
■参加者(8名)
1.もんざ
2.Ooiさん
3.りんさん
4.ゆりさん
5.にしやまさん
6.よしざきさん
7.yokoさん
8.かやぱんさん
今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いいたします。
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