課題図書1. Zoom読書会

18/12/19(水)読書会 まで3日

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確かに、この「ゆるさ」がNGな人もいるだろうな、と思うもんざです。
これを読んでいる方は、ご存じだと思いますが、わたしは、あまり几帳面なほうではありません。
自分のなかで、特別なこだわりがある少数のものを除いては、ほとんどが「どちらでもかまわない」ことに分類されていて、「まぁ、人それぞれ考え方も違うし、イライラしてもなぁ」と思ってしまうタイプです。
マニラで生活して、一ヶ月が経ちましたが、同じ首都でも東京と比べると、のんびり度が高い。ショッピングモールも、日本の基準で考えると、そんなに店員はいらないだろう?と思ってしまうくらい、店員がいっぱい。それでも、日本的な「お客様は神様です!」みたいな、迅速に丁寧なサービスをする、という緊張感などは感じられず、ゆったりのんびりと働いていらっしゃるかんじ。お客さんも、そんなもんだろ、くらいで、レジ待ちの行列でものんびりしてます。
埼玉に住んで東京の会社に通勤していたときは、ファーストフードや、スーパーマーケットなど、いつの間にか無人レジが増え、キャッシュレス化も進み、いかに顧客満足度を下げずに人件費を削減するか、いろいろな企業が経費削減と効率化をキーワードに改善に取り組んでいることが生活者のレベルで実感できていました。
でも、そういう進化は、単体でおこるわけではなく、さまざまな要素が複雑に絡み合って変化しているのだと異なる環境に身を置いて初めて気づきました。
若年人口の減少、高齢化率の上昇、消費欲求の衰退、インターネット環境のインフラ整備が整ったこと、スマホの普及などの要素が絡み合っています。
日本で感じることのなかった不便さをマニラの生活で感じると、「ああ、普通だと思っていたアレって普通じゃなかったんだ」という気づきを得ることができ、目から鱗が落ちます。
あと、効率化を激しく追求すると、失われるものがある、ということにも気づきました。精神的なゆとりとか、ね。
どちらの社会も、それぞれに長所と短所があると思うのですが、どちらの社会でも、そこそこ適合して暮らしていける自分のゆるさ加減は非常に好きですね。自画自賛なオチで、ごめんなさい。
さて、課題です。
現在の自分の状況を2か月前の自分と比較すると、通勤時間が4分の1になり(60分から15分)労働時間も30分以上減り、人付き合いも減ったので、平日は1日75分以上のゆとりができているのは間違いないのです。それでも、思ったように読書ができていない。なぜなの?と思っていました。
『「時間は有限であり希少財である」という大原則を忘れてはいけない』(「読書の技法」佐藤優著)
そうなんですよね。この大原則は分かっているつもりなのですが、「あ、まだ時間に余裕があるから大丈夫!」と、ついつい、物事を先送りにしちゃったりするんです。
もう少し自分に厳しくならなければ、いけません。ライフログを疎かにしているから、現状認識が甘くなって改善もできないという悪循環を生じつつあるかも。とりあえず、改善の手がかりをつかんだので、本日から、こまめにライフログをとり、読書時間を増加させるしくみを作りたいな。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
明日もよろしくお願いします。
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