読書感想Trial&Error読書会(勉強会)カウントダウンコラム課題図書

18/10/14(日)読書会まで9日

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
この記事は約2分で読めます。

帰宅途中の赤羽駅で突然、脳内BGMでドラクエの 「広野を行く」が流れ始めて、びっくりして笑っちゃったもんざです。(疲れてたけど、しらふでしたよ)
ドラゴンを倒しに行く予定はないんだけどな。

【ドラゴンクエスト】広野を行く(SFC版)

弟が親にねだって買ってもらったファミコンで「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)というゲームを楽しんでおりました。私が中学生のころですね。
しかし、あれ以来、テレビゲームは、かれこれ30年以上もご無沙汰なのですが、いったいどうしちゃったのか。
人間の脳は面白いですね。おかげで、この音楽にタイトルはあるのか、という疑問が初めて湧いて、検索して曲の名前やら作曲の経緯などを初めて知りました。

さて、課題です。
第7章「クリエイティブクラスとマックジョブ」では、日本国内と海外の働き方の違いを示したり、拡張性がある仕事(クリエイター)と拡張不可能な仕事(スペシャリスト、マックジョブ)の事例をあげ、読者の危機感を煽っています。
この章でのポイントは、ここです。

「すなわち経営者は、意図的かどうかは別として自己実現を利用して労働者のやりがいを”搾取”できるのです」(引用P.116)

そして、サラリーマン(会社員)はグローバルスタンダードの3つの分類(クリエイター、スペシャリスト、マックジョブ)にカテゴライズできないと著者は述べ、次章(第8章)で「サラリーマンとは何か」を分析しています。

7章は、すごく短いのですが、8章はガッツリと統計の図表なんかも入れ込んで、いかに日本のサラリーマンが不幸か、ということが書かれています。
示されている統計の調査母数が分からなかったり、巻末に参考文献や引用データの詳細に対する解説がないのが残念です。
翻訳本だと、ほとんどの場合、そんなにいらないよ、くらいのボリュームで書かれているのに。
そういうデータが示されていないだけで、著者が提示している情報の信頼感が揺らぎますよね…

今日も読んでくださってありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました