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18/09/16(日)読書会まで10日

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バングラデシュの建築家さんにお茶の飲み比べができるところを質問されて困ってしまったもんざです。

先日、会社近くのおむすび権兵衛で13時頃に昼食休憩をしていたら、隣に座っていた外国人の男性に話しかけられました。そのとき、ほうじ茶を飲んでいたのですが、「これはウーロン茶ですか?私は色々なお茶に興味があるんです」と質問されました。
「ほうじ茶は緑茶の一種で、緑茶を焙煎したものなので、ウーロン茶とは別物ですよ」と教えてあげたところから、少し世間話をしました。日本茶が飲めて、お土産も買えるところを尋ねられたのですが、銀座のうおがし銘茶しか思い浮かびませんでした。

◎うおがし銘茶
http://www.uogashi-meicha.co.jp/news/#a008

「この時間から行くなら、銀座と渋谷のどちらがオススメ?銀座は夜のほうがいいんだよね?」なども質問されたのですが、「あなたの目的次第ですよ」としか応えられませんでした。渋谷の人混みが個人的に苦手なので、なにか言うと負のバイアスがかかっちゃう気がしました。わたしには、観光ガイドって向いてないみたいですね。

さて、課題です。
第9章の最後にシステム1の特徴が箇条書きでまとめられているので、ここは重要ポイントでしょう。
著者カーネマンが「相手の性格を理解していれば、様々な状況でどんなことをするか勘が働く」と孫子の兵法みたいなことを書いていて、確かにそのとおりだな、と。

第8章  判断はこう下される
 ※ 「判断ヒューリスティック」「メンタル・マシンガン」この2つの重要語句の意味を覚える!
第9章 より簡単な質問に答える
 ※ 論点をずらしたり、「感情ヒューリスティック」に注意すること!
第10章 少数の法則 
 ※ 標本数を確認して統計の信頼性を確かめること!

とにかくカーネマンが口を酸っぱくして繰り返し読者に訴えかけているのは「自分の判断を疑ってみろ」ということです。
自分の中のシステム1は、「ああ、それ!知ってる、知ってる~~♪」と勝手に問題をすり替えるのが得意だし、冷静に状況判断できて、頼りになると思っていたシステム2は基本的に怠け者だし、システム1に「これ、めちゃめちゃスゴいよ!感動するね!」と言われたら、「うん、僕もそう思う」ってコロッと態度を変えちゃうみたいだし。カーネマンは、この本が映画化されることはないだろうけど、もしなったらシステム1が主役だ、と書いていた意味が良く分かります。(漫画化したら売れる気がする)
これでもか、これでもか、と繰り出される事例は、素人に理解してもらいやすいように書かれているし、カーネマンが彼自身の研究を常に客観的に見つめ直している姿勢も清々しく感じられ、スムーズに読み進められますね。
自分の中のシステム1とシステム2の反応を知覚して、日常生活で活用できるようになったらいいな。

今日も読んでくださってありがとうございます(^^)
また明日もよろしくお願いします。

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