読書会(勉強会)カウントダウンコラム課題図書

17/11/06(月)読書会まで9日

当記事には広告が含まれている場合があります
当記事には広告が含まれている場合があります
この記事は約2分で読めます。

社長の営業おすすめ本を聞いてみて良かったなと思うもんざです。

今月の課題本を決める前に、何人かに「営業に関するおすすめ本ってありませんか」と聞いていたのです。

もと営業マンだった社長に聞いたところ、1冊だけというなら、これだね、と教えてもらったのがこの本です。

精神論っぽい内容なんだろうな、と予想して、実は全く期待していませんでした。
実際、第1章から「熱意の威力」なので、「情熱を持って取り組めば成果があがる、とか、その曖昧な指示で「そうか!やるぞ!」って頑張れる人ってどのくらいいるのかな」とか「やっぱり精神論か」とちょっと毒づきながら読んでいました(笑)

私はどうして販売外交に成功したか Kindle版
F・ベトガー (著), 土屋 健 (翻訳)
http://amzn.to/2ixtm86

■原書はこちら
How I Raised Myself From Failure To Success In Selling (English Edition) Kindle版
Frank Bettger (著)
http://amzn.to/2zeOI4x

さて。ここから、課題に絡めていきますと。。。
たしかに、精神論も書かれているんですけれど、「ジョブ理論」につながるエピソードも中盤あたりに発見できて、おお、これは確かに納得できる面白い事例だなーと感じたんです。

2つご紹介しますね。

「単に「この雑誌を買ってくれ」ではなくて、「あなた自身のために有益だから、あなたが得をするのだから、食事のあとの10分間をこの雑誌を読む時間にあてなさい」とすすめることにした」(P.32 雑誌定期購読のセールスマン)

「理髪店とタクシー運転手が予約受付台帳を使い始めた事例」(P.117-118)

今から90年前の1927年のアメリカ、フィラデルフィアの状況をこの本で知ってビックリしました。
私はこれまで、予約するという仕組みがなかった時代を想像したことがなかったからです。

確かに利用者の立場から考えると、長く待たされるのはイヤですものね。
現在ではオンラインで24時間365日いつでも予約可能な仕組みが出来上がっており、これは利用者とサービス供給者の両方にメリットがあります。

しかし90年前の人は、こんな時代がくるなんて想像もできなかったでしょうね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました