いろいろ質問されることで分かるんだな、と気づいたもんざです。
年明けにカポエイラともだち2人がマニラに遊びにくることになりました。
食べ物とか服装とか、いろいろ質問されるので答えています。
調べて答えるなかで、発見もあったりして面白いです。
また10月の台湾カポエイライベントにマニラの団体も参加していて、マニラでもカポエイラができると知ったと友人に教えてもらいました。
ぜんぜん知らなかった!
もうレッスンへの参加も申し込んでいるとのこと。
彼女たちのアクティブさを少し分けてもらおうと思っています。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。「二つの祖国」
今回は第一巻から私が印象に残った場面を共有します。
アリゾナ州の砂漠にある米軍キャンプに敵性外国人の烙印を押されて収容された主人公が、審問官から尋問を受ける場面を引用します。
「では、あなたはアメリカ合衆国に対し、絶対の忠誠を誓えますね」
畳みかけて来た。賢治は、窓の外に翻る星条旗に視線を向け、
「アメリカ国籍を持つ日系二世の私が、日本人の子孫であるという理由だけで逮捕され、この軍キャンプに入れられたことは、ショックですーーー、アメリカ合衆国に裏切られたという、名状し難いショックです、そしてこの軍キャンプで、民間捕虜として、毎朝、星条旗を見上げる気持ちはどんなものか、到底、お解りいただけないでしょう…、忠誠を疑われたり、試されたりすることなく、一つの国、一つの旗に忠誠を尽くすことが出来れば、どんなにか倖せかと思います」
時々、言葉につかえたが、日系二世の苦渋に満ちた賢治の切々たる言葉は、審問官たちの心を搏ったらしく、しんと静まりかえった。
「二つの祖国」山崎豊子著 新潮社
主人公の賢治は、英語が話せるため、通訳を断って自分で英語で質問に答えます。
日系新聞の記者として反米感情を煽っていた疑いをもたれ、圧迫面接のような尋問を受けるのですが、彼の人柄が認められ、ひとりだけ、この収容所から出ることを許されるのでした。
卑屈にならず、媚びず、正直にありのままの気持ちを語る言語力を持っていることが、主人公の魅力であり、戦時下を生き抜く強力な武器です。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(3名)
- もんざ「二つの祖国」山崎豊子著 新潮社
- にしやまさん『60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術』 野尻哲史(著)日経BP
- 山口さん「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」メンタリストDaiGo (著)学研プラス
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共有予定の本
著者の言葉
<内容:アマゾン商品説明より>「二つの祖国」山崎豊子著 新潮社
日系二世こそ、父祖の国日本と、母なる国アメリカの、二つの祖国の間(はざま)に迷い、
太平洋戦争勃発で最も苦悩した人々といっていいであろう。
「二つの祖国」の主人公と、その家族、最愛の女性(ひと)が遭遇したような戦争の悲劇は、
二度と繰り返されてはならないという願いをこめたこの作品は、私の“戦争と平和”であるともいえる。
(「私の“戦争と平和”「山河燃ゆ」によせて」より)
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<内容:アマゾン商品説明より>『60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術』 野尻哲史(著)日経BP
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