今週のサポメは勝間さんの真骨頂だと思うもんざです。
「税金を肯定的に捉えることができるようになる一週間」と題して、昨日からお話がスタートしています。
私が言語化できないことを気持ち良く言葉にしてくれるから、私は勝間さんが好きなんだと改めて思いました。
若い頃に私は地方公務員として税務課で働いていた時期があります。
住民から税金泥棒と呼ばれて泣いたことも思い出しました。
若かったなぁ。このあたりの自分の記憶もいつか整理しておけるといいかもしれません。
1日目の「なぜ税金が必要か」の中で、この2点が非常に心に響きました。
◎「納得できないから税金を払わない=思考停止」
◎「日本に住んでいるのだから制度には従おうよ。税制そのものに不満があるなら、それを是正する手段を講ずるべき」
私は直ぐに思考停止に陥りがちなので、ハッとしました。
課題図書「決定力」とも関連性があると思います。
「払うか」「払わないか」という二者択一で考えて、決定をするのではなく、選択肢の幅を広げる必要があるんです。
昨晩、ふと読みたくなって「朗読者」という小説を再読していたのですが、この中で主人公がある選択を迫られて自分の父親に相談する場面があります。
その中でお父さんが主人公のぼくに伝えた言葉を引用します。
『いや、君の問題に快適な解決はないね。君が言ったような状況から、責任が生じたり、引き受けざるを得ない事態になったら、もちろん人は行動しなければならない。ある人にとって何がいいことかわかっていて、その人がそのことに目を開こうとしないなら、目を開かせる努力をする必要はあるよ。最後の決断はその人に任せるとしても、その人と話さなくちゃいけないよ。その人の知らないところで他の人と話すんじゃなくて、その人自身とね』
この文章が、私の中ではサポメとシンクロしたのでした。
さて。りんさん、ぺんきさんからお申し込みがあり、参加者は6名になりました。
ありがとうございます。
ぺんきさんは21時頃からのご参加予定です。
■参加者■2016/6/7現在
1.もんざ
2.黒猫のミッツさん
3.つなみさん
4.よしざきさん
5.りんさん
6.ぺんきさん
では、明日もどうぞよろしくお願いします。
「朗読者」
ベルンハルト シュリンク (著), Bernhard Schlink (原著)