9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会までラスト12日/現実をみる

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9. 読書会(勉強会)
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あれ?おんなじ配色だ!と笑ってしまったもんざです。

休日に近所のコンビニへ出かけたら、目の前を歩いている知らない中年男性になぜか親近感。

黒い半袖Tシャツにカーキ色のカーゴパンツ。。。

まったく私とおんなじ配色と服装でした。

ここまで一致するのは初めて体験しました。

完全にペアルック。こういう偶然が発生する確率はどうやって計算するんだろう?

前を歩ていた彼は気づかなかったと思いますが、私はこっそり後ろ姿を写真にとりました。

そして自分の全身写真も撮って、並べて母や友人に送って一緒に笑いました。

平和だなぁ。

進捗報告

今月みなさんと共有するのは、こちらです。「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7

この本は終章まで含めると全部で12章です。各章から印象に残ったところを紹介していきます。

今回は、「日本の読者へ」、序章「戦争に関する10の驚き」、第1章「ロシアの安定」から。

各国プレイヤーの性格を過去の行動から読み解き、冷静に、客観的に、論理的に状況を分析して未来を予測する方法は非常に説得力が高く、勉強になります。

引用「イギリスの保守党の転落や、アメリカのトランプと老いぼれたバイデンの常軌を逸した対立もまた、自由民主主義国家の解体によって引き起こされた内部の負のダイナミズムから生じたものである。(中略)西洋の敗北は、ロシアの勝利を意味するわけではない。それは、宗教面、教育面、産業面、道徳面における西洋自身の崩壊プロセスの帰結なのだ」(日本の読者へー日本と「西洋」)

引用「本書のパラドックスは、ロシアの軍事行動から出発しながらも、最終的には西洋の危機にたどり着いてしまうということにある」(序章「戦争に関する10の驚き」)

引用「究極的なパラドックスは、暴力と苦しみの経験、愚かさと過ちの王国として立ち現れる戦争が、それでも「現実」を見極める試金石だという点にある」(序章「戦争に関する10の驚き」)

引用「(アメリカとは異なり)ロシアの外交・軍事慣行の特性は、その「公約」の信頼性の高さにある。(中略)したがって、自国の主権が直接脅かされた場合の戦術核攻撃の可能性をロシアがドクトリン化しているのであれば、NATOはそれを現実として受け止めるべきである。ロシアは必ず公約を守るからだ。これが不吉な考察であることは認めるが、私たちの指導者は、この戦争においてあまりに多くの思慮を欠いた決定を下してきた」(第1章「ロシアの安定」)

大野舞さんの翻訳が素晴らしくて、非常に読みやすく、著者のユーモアと皮肉も洗練された日本語で楽しめます。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(3名)

  1. もんざ「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋 https://amzn.to/3Ptqfy7
  2. りんさん「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社 https://amzn.to/4gJRal8
  3. にしやまさん「選書中」

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共有予定の本

米国と欧州は自滅した。 日本が強いられる「選択」は?

ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する。
戦争は“世界のリアル”を暴く試金石で、すでに数々の「真実」を明らかにしている。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」……
「いま何が起きているのか」、この一冊でわかる!

「西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか」エマニュエル・トッド (著), 大野 舞 (翻訳) 文藝春秋

死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。

「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志 (著)光文社

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