正しい知識を身につけると生きやすくなることを実感するもんざです。
今朝は、ABD読書会に参加してマシュー・ウイリアムズの「憎悪の科学」をみんなで読みました。
わたしの担当パートは5章と最終章の11章。
どこからヘイトが生まれるのか、どうしたらヘイトを防げるのか?
すべてを理解できたわけじゃないけど、注意点は分かりました。
私達の原始脳は生存戦略として仲間と他人を区別し、ちょっとしたことで敵を排除するスイッチを発動させるのです。
原始時代は有効だった本能が現代では過剰になりがち…
愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンの表裏についての実験も面白かったです。
ヘイトを防ぐには、一人ひとりのリテラシーが大切という著者の言葉が染みました。
でも、偏見を持っている人は、自分がそれを持っていることに気づけない。
自分と自分の周囲の環境や情報を、客観的な眼でジャッジできる能力が必要になります。
もんざの進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「聞く技術 聞いてもらう技術」 (ちくま新書) 東畑開人 (著)
当事者同士の話し合いがこじれていたら、第三者が必要になります。
高みでも、中間でもなく、横に立つ第三者の支えがあって、ようやく対話ができるのです。
ああ、対話はうまくいかない。懸命に伝えたはずの言葉が、曲解され、歪曲され、邪推され、見当違いな答えが返ってくる。だから、話を聞けば聞くほど、この人はおかしいのではないかと思ってしまう。聞けなくなるのは相手が悪魔的に見えるときだ。相手の言葉の裏に嫌悪すべき何かが垣間見えてしまうのだ。だとすると、聞かれていないのは、言葉の内容ではなく、相手の切実な事情に他ならない。
(第4章 誰が聞くのか)
著者は、良き第三者の存在の重要性をここで説明しています。
これはね、本当に、本当に、そうだと思う。
やむにやまれぬ事情で対立する当人たちの話を、横でフラットに聞ける人に私は本当になりたい。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(4名)
- もんざ 「聞く技術 聞いてもらう技術」 (ちくま新書) 東畑開人 (著)
- りんさん「シンプルで合理的な人生設計」橘 玲 (著)ダイヤモンド社
- にしやまさん「朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ」すばる舎 マツダ ミヒロ (著)
- Keiさん「中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書: 検定不合格」令和書籍株式会社/竹乃屋 竹田恒泰 (著)
共有予定の本
「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること――。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。
<内容:アマゾン商品説明より> 「聞く技術 聞いてもらう技術」 (ちくま新書) 東畑開人 (著
★1万人超が愛用するオリジナル書き込み式シート付き★
1日のスタートである「朝」という時間をどのように過ごすかで、その日が素敵な1日になるか、残念な1日になるかが決まります。
<内容:アマゾン商品説明より> 「朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ」すばる舎 マツダ ミヒロ (著)
人生とは、今日1日の積み重ね。つまり、朝との向き合い方で幸福度は変わるのです。
前著『幸福の「資本」論』にて、幸福を「金融資本(資産)」「人的資本」「社会資本」の3つの資本で定義づけし、「幸福な人生」のモデルを提示した著者・橘玲氏。
今回は、「幸福」な人生を最適、効率的に達成するための「成功」へのアプローチについて「合理性」という横軸を3つの資本に加えることで新機軸を打ち出した。人生はトレードオフの連続でそれ故に選択が重要になる。同じ成果ならリスクが少ないがよいという「リスパ」など魅力的なキーワードを配しながら、制約の多い現代社会を生きていく上での「合理性」と「幸福」について追及する書籍。
<内容:アマゾン商品説明より> 「朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ」すばる舎 マツダ ミヒロ (著)
本書は、平成30年度の文部科学省教科書検定に不合格となった『国史教科書』(中学社会[歴史的分野]1-3)(平成書籍)を、一般書籍として発売したものです。当社は、平成31年4月1日に令和書籍に社名を変更致しました。
<内容:アマゾン商品説明より> 「中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書: 検定不合格」令和書籍株式会社/竹乃屋 竹田恒泰 (著)