9. 読書会(勉強会)カウントダウンコラム1. Zoom読書会

読書会まで1日/文化的な遺伝

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9. 読書会(勉強会)
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眼鏡を変えるべきかな?と思い始めたもんざです。

私は超ド近眼です。

小学生のころから眼鏡が手放せない生活をしていますが、そんなに頻繁に買い替えはしませんでした。

でも、ここ最近、眼鏡をしていても近くのものが見づらくて、老眼が入ってきているような気がしています。

老眼が入った近眼用の眼鏡をちゃんと探したほうが良さそうです。

進捗報告

私は 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社を共有しようと思っています。

今回は、第10章「対立と分裂」から興味深いと感じた部分を共有します。

ここは最終章なので、この本全体の総まとめになっています。

著者は、もって回った言い方をせず、非常にシンプルで分かりやすく自分の主張を表明してくれるので助かります。

宗教の進化を支えているのは神秘志向であるーーーこれがこの本の最大の主張だ。(中略)この本で二番目に重要な主張は、宗教は段階を追って進化するなかで、ある形から別の形へと完全に入れかわるわけではなく、古い核のまわりに新しい層が加わっていくということだ。最初期の宗教形態もいまだ教義宗教のなかに根を張っていて、けっして消えることはない

第10章「対立と分裂」「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社

この2つの主張が、過去の宗教研究では明らかにされていなかった部分だそうです。

そして私が気になったのは、文化的な遺伝と、生物学的な遺伝の継承率を比較すると、文化的な形質のほうが強いという点です。

文化を通じた学習は効果ばつぐんで、宗教への信仰の遺伝率(次世代にどこまで忠実に複製されるか)は実に70%前後に達する。これは遺伝で継承されるほとんどの生物学的な形質にくらべてかなり高い(たとえば身長の遺伝率は20%にすぎない)。つまり、宗教などの文化的な形質が次世代にそのまま受け継がれる確率は、生物学的な形質よりもはるかに高いのだ。

第10章「対立と分裂」「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社

著者がこの本を執筆したのは、三年間の研究プロジェクト(宗教と社会脳)の資金提供をテンプルトン宗教公益信託から受けたことがきっかけとなっています。

カルト宗教やカリスマがなぜ発生するのか、なぜそこの惹きつけられる人びとが出てくるのか、といった部分も含めて、この本を多くの人が読めば、怪しい宗教にハマる人も減るのではないかなと思ったりしました。

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

参加者(3名)

  1. もんざ「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
  2. にしやまさん「文章に頼らない文章術」上野郁江(著)ディスカバー・トゥエンティワン 
  3. よしざき。さん「俺たちの箱根駅伝」池井戸 潤 (著)文藝春秋 

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共有予定の本

「ダンバー数」で世界的に知られ、
人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、
人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から
「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、かつてないスケールの大著。

<内容:アマゾン商品説明より> 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社

本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、
「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。

文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、
編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、
ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。


本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。
そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。
これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。

<内容:アマゾン商品説明より> 「文章に頼らない文章術」上野郁江(著)ディスカバー・トゥエンティワン 

池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

<内容:アマゾン商品説明より> 「俺たちの箱根駅伝」池井戸 潤 (著)文藝春秋 
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