全員に効かせる呪文はないのかなと思うもんざです。
私のお仕事は、毎月決まった書類を専門家の方たちから提出してもらう必要があるのですが、これがなかなか一苦労なんです。
サクッと期日前にしっかりした書類を出してくれる方もいれば、何度も催促して期限後にようやく提出してくれても、間違ってるとかね。
腹が立つより、なんでかなぁって不思議でなりません。
最初の頃は私の英文が分かりにくいからだと思って、いろいろ工夫してました。
そしたら、どんどんレスポンス率があがってホクホクでした。
でも、どれだけ経っても、どうしても誰かしら遅れるんですよねぇ。
まぁ、そのうち、良い解決アイデアがひらめくかもしれません。
読書会の目的
私は 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社を共有しようと思っています。
今回は、第3章「信じる者はなぜ救われるのか?」から興味深いと感じた部分を共有します。
とはいえ宗教のように時間と感情とお金を浪費するものが、完全に非適応的で何の役割も持たないというのはありえないように思える。さすがに進化はそこまで非効率ではない。宗教には何かメリットがあるはずだ。宗教は私たちに何をしてくれるのだろう?
「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
この答えは過去100年間に多数の研究者が提案しています。
著者はそれを5つのテーマに分類し、さらに3つの利益カテゴリに分けます。
そして、どれも部分的に真実だが、注意しないと生物学的視点が抜けると言います。
1.個人レベルの利益をもたらす
(世界を説明する手段、医学的介入手段)
2.社会レベルの利益をもたらす
(正しい行動をさせる、上層部の利益のため大衆を抑圧する)
3.共同体結束の仕組み
特に秀逸だなと思ったのは宗教の5つの機能(科学、健康、支配層、集団結束、協力)と因果関係を示したフローチャートです。
2023年10月にダナ・マッケンジーの「因果推論の科学」という本を読んだのですが、その本で書かれていた図も思い出しました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
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共有予定の本
「ダンバー数」で世界的に知られ、
<内容:アマゾン商品説明より> 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、
人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から
「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、かつてないスケールの大著。
本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、
<内容:アマゾン商品説明より> 「文章に頼らない文章術」上野郁江(著)ディスカバー・トゥエンティワン
「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。
文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、
編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、
ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。
本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。
そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。
これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。