とりあえず行っただけでも良しとしよう、と思うもんざです。
土曜日に友人に誘われて哲学クラブのミートアップイベントに参加しました。
テーマはストイシズム。
マルクス・アウレリウスのメディテーション(自省録)をサラッと引用できる人もいたりして、すごいなぁと感心しました。
参加者の国籍は、フィリピン人が多めでしたが、韓国人、米国人、オランダ人、英国人もいて、●●人の傾向は?みたいな話にもなりました。
自分がコントロールできる事だけに集中し、そうでないものは手放すのがストイシズム。
若い人や欲望が多くて強い人ほど実践は難しそうです。
ここのところ、新しい人に会ったり、知らない場所に行ったり、新しいことにチャレンジする気力がなかなか出なくて、正直いうと参加をためらっていました。
皆の話をへー、ほー、と聞いているだけで終わった感じでしたが、新しい発見もあったので、頑張って行って良かったです。
読書会の目的
私は 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社を共有しようと思っています。
この本を選んだのは、4月のABD読書会で紹介され、サンプルで目次を読んだら、興味深い内容で本文もちゃんと読みたくなったからです。
ちなみに今月のABD読書会の課題本は同じ著者の「なぜ私たちは友だちをつくるのか」ですが、これも面白いです。
クリスタキスの「つながり」など私が過去に読んだ本の情報もかなり出てくるので読みやすく感じます。
宗教の起源も、想像以上に読みやすく楽しんで読み進められます。
というのも、著者は宗教学者ではなくて、心理学者であり、研究キャリアの半分を動物学者や進化生物学者として過ごしてきた経緯があり、従来からの宗教の起源を探る本とはアプローチの方法が異なるからです。
この本では、宗教の普遍性(1)と多様性(2)という、基本的な2つの問題にアプローチしていき、宗教を信じることは個人と社会の両方に利益があることが説明されます。
私の長年も疑問も解消されそうでワクワクしています。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(2名)
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共有予定の本
「ダンバー数」で世界的に知られ、
<内容:アマゾン商品説明より> 「宗教の起源」ロビン・ダンパー著 白揚社
人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、
人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から
「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、かつてないスケールの大著。
本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、
<内容:アマゾン商品説明より> 「文章に頼らない文章術」上野郁江(著)ディスカバー・トゥエンティワン
「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。
文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、
編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、
ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。
本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。
そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。
これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。