正しい答えはないんだろうな、と思ったもんざです。
軽い痴呆になっている83歳の母親に対する態度を決めかねている、という悩みを知人から聞きました。
彼女のお母さんは、いわゆるサ高住に住んでいるのですが、昼夜が逆転するような生活をしているのだとか。
これ以上、痴呆を進行させないようにするためには、生活リズムを整えるために、夜スマホで動画を見るのを止めさせて、朝起きて夜寝る生活をしてもらいたいと娘の彼女は思うわけです。
でも、お母さん本人は好きにさせて欲しい、ということを聞く様子がない。
そして彼女自身も、ガミガミと怒ってしまう自分に対して疑問を持ち、無理やり長生きさせる社会のあり方に疑問を持ち、思考が堂々巡りする。
どうしたらいいんだろう?と彼女は途方にくれた様子でした。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本」 イルセ・サン (著), 枇谷 玲子 (翻訳)
今回も「第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる」から、面白かったところを共有します。
そういう人はこんなふうに言うかもしれません。「俺を変えようとするな。ほかの奴から指図なんか受けないぞ。俺は自分でどうにかしたいんだ。こういう人間だとそっちが受け入れろよ」誰かから疑問を投げかけられると、個人攻撃されたとか、批判されたとか感じる傾向があります
(第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる/自己防衛の戦略が人格の一部と化すとき)「「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本」 イルセ・サン (著), 枇谷 玲子 (翻訳)
これは無意識に自己防衛の戦略をとっている人たちに見られる反応です。
でも、これって、子どもから老人まで幅広く、頑固者の性格を持つ人にも観察される反応じゃないですか。
私も頑固者の血筋なので、ドキッとしました。
他者の意見を受け入れる柔軟さを失ったとき、自分自身が災いを招きかねない。
肝に銘じようと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
参加者(4名)
- もんざ「「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本」 イルセ・サン (著), 枇谷 玲子 (翻訳)
- りんさん「選書中」
- よしざき。さん「囲碁を覚えるアプリ 囲碁であそぼ!」日本棋院 https://apps.apple.com/jp/app/id1634140775 [囲碁であそぼ! – Aplikacije na Google Playu](https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.unbalance.android.kiingo&hl=bs)
- Maruさん「選書中」
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共有予定の本
知らぬ間に心の壁をつくってしまう仕組みと、そこから脱け出す方法をご紹介します。
<内容:アマゾン商品説明より>「「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本」 イルセ・サン (著), 枇谷 玲子 (翻訳)