型を決めたのがキモだったなと思うもんざです。
毎週の振り返りを週末に行っています。
最初は全くできなかったのですが、最近少しだけできるようになってきたことで気づいた点が3つあります。
1.型をシンプルにする
2.ノートに手書きする
3.一言でまとめる
日常の雑多な出来事から、必要なことだけにフォーカスして拾い集めて、それを短くまとめる。
これを毎日少しずつやるんですね。
週末に時間ができたら「まとめて」やろう、とか思っていると、まず心が折れます。難しい。
でも日々の蓄積があれば、よし!っと重い腰も上げやすいのでした。
進捗報告
さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。
「永遠のファシズム」 (岩波現代文庫) ウンベルト・エーコ (著), 和田 忠彦 (翻訳)
今回からは、1995年に著者がコロンビア大学のシンポジウムで講演した「永遠のファシズム」から、著者が列挙しているファシズムの典型的な特徴14個を順番に紹介していきます。
こうした混乱が生じるとしても、ファシズムの典型的特徴を列挙することは可能だと、わたしは考えています。そして、そうした特徴をそなえたものを、「原ファシズム(Ur-Fascismo)」もしくは「永遠のファシズム」(fascismo eterno)とよぼうと思います
「永遠のファシズム」(1995)「永遠のファシズム」 (岩波現代文庫) ウンベルト・エーコ (著), 和田 忠彦 (翻訳)
ファシズムの特徴のことを「永遠のファシズム」と著者は命名しているわけですが、箇条書きに整理すると以下の14個になります。
- 1.伝統崇拝
- 2.非合理主義
- 3.知的世界に対する猜疑心
- 4.意見の対立は裏切り行為
- 5.人種差別主義
- 6.欲求不満に陥った中間階級へよびかける
- 7.陰謀の妄想を持つ
- 8.敵の力を客観的に把握する能力の欠如
- 9.生のための闘争は存在しない
- 10.大衆エリート主義
- 11.英雄崇拝=死の崇拝
- 12.マチズモ
- 13.質的ポピュリズム
- 14.新言語=貧弱な語彙、平易な構文
ちょっとまだ十分理解できていない部分もあるのですが、確かに太平洋戦争時の日本軍の状態と比較しても、納得できる部分は多いです。
今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
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参加予定(2名)
共有予定の本
現代イタリアの代表的知識人による政治的・社会的発言集。湾岸戦争、ネオナチの台頭、難民問題など、執筆当時のアクチュアルな問題を取り上げつつ、ファジーなファシズムの危険性を説く。さらに知識人の責任、メディアの役割、信仰なき者にとっての道徳的確信の根拠など、現代の思想的課題を鋭く問い詰めた、まさに今読まれるべき問題提起の書。
<内容:アマゾン商品説明より>「永遠のファシズム」 (岩波現代文庫) ウンベルト・エーコ (著), 和田 忠彦 (翻訳)
本書では、主にWeb での情報発信を念頭におきながら、「編集者の視点をもって執筆する力」(これを本書では、「編集執筆力」と呼ぶことにします)を解説していきます。
文章力は生まれもった才能だと言われたりしますが、編集執筆力は才能ではありません。「相手がいつも使っている言葉を使う」「相手の価値観にそった言葉や表現を選ぶ」など、ポイントを押さえることで伸ばしていくことができます。
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つまりこれは、誰もが身につけられるスキルなのです。本書では、編集スキルを31 の編集の文法として体系化したものを、あますところなく紹介します。そして、これらをまとめたのが「編集の文法チェックシート」です。これを活用し、相手の価値観にそって文章を組み立てていくことで、共感や信頼を得られる文章が書けるようになります。