読書会(勉強会)カウントダウンコラムZoom読書会

読書会までラスト11日/忍耐強い取り組み

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読書会(勉強会)
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ようやく上が向けるようになったもんざです。

先週、ふと上を向こうとして、激痛で首が動かせないことに気づきました。

それから毎日、首を動かして上をみるトレーニングをして、何とか痛みを感じなくなりました。

しかし右や左を向くのも痛いんですよね。

これは確実にストレッチ不足だと思います。

いつの間に、こんな状態になっちゃっていたのか全く無自覚でした。

首のアイソレーションを毎日の日課に組み入れます。

これで肩こりと五十肩も良くなるといいなぁ。

もんざの進捗報告

さて、今月みなさんと共有したいのは、こちらです。

「聞く技術 聞いてもらう技術」 (ちくま新書) 東畑開人 (著)

今回は、自分の体験や、過去に読んだ小説、いま読んでいる別の本とも繋がりを感じて、ドキッとした部分を共有します。

孤独はただつながりが提供されるだけでは解決されない。孤独の最中にいるとき、人は差し出されたつながりを拒絶し、自ら破壊してしまう。心の中の暴力的な他者のせいで、そのつながりが安全なものだと思えないからだ。タフな仕事になる。彼らのおびえを理解したうえで、粘り強く関わりを重ねるしかない。心に安全な個室を再建するためには、長い長い時間が必要だ

(第2章 孤立から孤独へ)

例えば、ドストエフスキー「罪と罰」。

主人公ラスコーリニコフは、金貸し老婆を利己的な理由で殺害する孤独な青年です。

ラスコーリニコフは、彼を心配していたわる良き友人ラズミーヒンを何度も拒絶します。

でもラズミーヒンはラスコーリニコフを信じ、交流を続けます。

例えば、マシュー・ウィリアムズ「憎悪の科学」の事例。

(今月のABD読書会の課題本なので読んでいます)

英米で発生するヘイト・クライムを科学的に調べていくと、根っこに孤独も潜んでいます。

例えば、私自身。

私は自分のなかに暴力的な他者が潜んでいると考えたことはありません。

しかし、つながりを拒絶して、自分の殻に閉じこもったことはあります。

東畑さんが分析するように、この問題はとても忍耐強い取り組みと科学的なアプローチが必要になりますよね。

参加者(3名)

  1. もんざ 「聞く技術 聞いてもらう技術」 (ちくま新書) 東畑開人 (著)
  2. りんさん(選書中)
  3. にしやまさん「朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ」すばる舎 マツダ ミヒロ (著)

今日も読んでくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。

共有予定の本

Amazon.co.jp

「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること――。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。

<内容:アマゾン商品説明より> 「聞く技術 聞いてもらう技術」 (ちくま新書) 東畑開人 (著
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1日のスタートである「朝」という時間をどのように過ごすかで、その日が素敵な1日になるか、残念な1日になるかが決まります。
人生とは、今日1日の積み重ね。つまり、朝との向き合い方で幸福度は変わるのです。

<内容:アマゾン商品説明より> 「朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ」すばる舎 マツダ ミヒロ (著)
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