適切な言葉を使うトレーニングには2年か!と思ったもんざです。最近、ちょっとアドラー心理学の本を読んでます。家族関係の悩みを抱えている人には参考になる部分が多そう。読みながら、7つの習慣とも重なる部分があり、面白いです。
アドラー勉強会のメンバーから、いまkindleが半額になってるよ、というお知らせが届いたので、試しに買ったら当たりでした。来月の読書会は、この本を紹介しようかな。
私がドキッとした部分を共有しますね。
日本人の夫婦も親子も、言葉づかいがひどいですね。ほとんど命令口調です。(中略)それで仲よく暮らせるわけがない。(中略)命令口調というのは「~しろ」とか「~しなさい」とかいうものだけではなくて、「~してください」とか「~してちょうだい」というのも、命令口調なんです。。。命令口調ではなくて、お願い口調で言ってほしい。
第1章 勇気づけの方法 1.勇気づけとは 「勇気づけの方法 アドラー心理学を語る」野田 俊作 (著)
お願い口調というのは、整理してみると二種類あります。一つは、疑問文を使うこと。。。。疑問文が使いにくいときには、仮定分「もし~だとうれしい」とか「もし~だったらありがたい」とか「もし~だったら助かる」とかいうのを使います。。。。これだと、向こうはかちんとこないんですよ。
第1章 勇気づけの方法 1.勇気づけとは 「勇気づけの方法 アドラー心理学を語る」野田 俊作 (著)
こちらは丁寧に言っているつもりでも、相手は命令されていると感じるから反発する。
なるほどなぁと。
野田先生は、カウンセラーの育成をされています。彼らの言葉づかいを修正して、ちゃんと身につくまで2年はかかるそうです。であれば、ふつうの人たちが、自然にお願い口調を使いこなせないのも、無理はないですよね。
これからは命令口調になっていないか、意識的していきます。